江利チエミ 『ジャズ民謡』
昨日のライヴの余韻に浸りながら(反省しながら)、山梨に帰ってきました。
車の中で夫婦で歌についていろいろ話したのですが、家内が言うには江利チエミが一番うまいと。美空ひばりもうまいけれど、各ジャンルにわたって完璧なのは江利チエミだそうな。
で、江利チエミの得意ジャンルの一つ「ジャズ民謡」をいろいろ聴きました。たしかにうまい。ジャズと民謡を見事に融合している。まあ、ルーツ的にはそれぞれ民族音楽だし。
それぞれのビッグバンドのアレンジも面白かった。中村八大、神津善行、宮川泰、服部克久、山屋清…そうそうたる作曲家陣。演奏も日本を代表するビッグバンドがずらっと並んでいます。
う〜ん、この時代の歌手はすごかったなあ。今、どうしちゃったんだしょうね。まあ当時は「生きていくため」「食うため」から始まっていますから精神が違うのはわかります。しかし、それだけなのか。今の歌手は歌は歌っているけれど、歌と一体化していないような気がするんですよね。
なんて、歌が歌えない私が言うのもおこがましいけれど、単に「昭和はすごかった」みたいなことではなく、興味があるのです。音楽以外の分野も含めて。
まあとにかく聴いてみてください。すごいとしかいいようがありません。いろいろなモノを融合して新次元を開く日本文化の粋です。
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