ヤマト連合国家vs中華グローバリズム/弥生・古墳・飛鳥時代|茂木誠 (CGS)
続きです。この日はリアルに諏訪大社や守屋神社にお参りしました。ちょうど国譲りの話もしました。私は国譲り神話について独特な解釈をしており、それは決して学問的な話ではないのですが、どこか茂木さんの語るところとつながっている気もします。
オオクニヌシの和魂であるオオモノヌシを信仰した物部氏の話も出てきますね。オオクニヌシの荒魂が収まる諏訪に、和魂が会いに行く、しかしあの大断層(杖突峠)を超えられず、お互いに見える場所にいながら会えなかった、その場所が守屋山、守屋神社だと感じています。
ユダヤのモリヤ山との関係を語る方もいますが、まあそれはファンタジーとして、実際あそこに行ってみると、あの大断層は脅威ですよ。今は国道が走っているとはいえ、古代においてはあの高低差はまさに「壁」。東日本と西日本を分ける「壁」です。行ってみないとわかりません。
それにしても、外来である弥生系が神に王になっていく過程が面白いですね。ものすごく単純化してしまうと、縄文のところに弥生が来て、弥生が縄文に合わせたと。そして、合わせた方が「偉い」となっていく。これは面白いし、それこそ「日本的」「大和的」です。
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