富士学苑中・高ジャズバンド部 第21回リサイタル「Night and Day」
昨日からの泊まりの仕事を終えて帰宅しまして、ちょいと仮眠をとったあと、夜はふじさんホールへ。
今日はウチの学校のジャズバンド部のリサイタル。サブタイトルが示すとおり、今年はなんと昼夜二部公演。演歌歌手並みのスタミナと集客力ですね(笑)。
昼の部はOGにして、先日の山野ビッグバンド・ジャズ・コンテストで「最優秀ソリスト賞」を受賞したサックス奏者の渡邉瑠菜さんがゲスト。
そしてなんと夜の部は、彼女の師匠でもあり、日本を…いや世界を代表するサックス奏者である本田雅人さんがゲスト。生徒たちにとっても夢のようなステージですね。
そう、そんな生徒たちのドキドキ・ワクワクが実にいい方向に表れたコンサートとなり、私を含むお客様皆さん全員が、幸せな時間と空間と波動を共有することができました。素晴らしい。そして感謝。
やはりステージ上の演奏者自身が、その場を楽しまないとダメですね。ただ練習の成果を発表するだけなら、それはまさに「発表会」に過ぎません。発表会の客席は、それをただ聞いたり評価したりするだけ。それもつまらないものです(大概自分の身内が活躍する場面以外は眠くなる)。
今日は本当にステージと客席が喜びと感動(ドキドキ・ワクワクと涙)で交流できた、まさに「ライヴ」だった思います。生きてて良かった!
瑠菜さんやバンドの中高生ももちろん上手でしたが、いやはや何と言っても本田雅人さんの圧倒的な存在感には全聴衆&全共演者が度肝を抜かれましたね。
何度か彼の生音を聴いたことがある私は、ある程度予測して(会場最後方で)彼の音を待ち受けていたのですが、そのエネルギーの高さと言ったら、まあ本当にすごすぎて、正直「ため息」と「涙」しか出てきませんでした。
隣の野球部関係の先生も、「音楽はあんまりよくわからないけど、これはとにかくすごい世界だということだけはわかった!」と言っていました。私は「そう、大谷翔平の次元だよ」と説明しましたよ、思わず。
そんな神と共演できる生徒たちは幸せです。うらやましい…と思っていたら、なんと副顧問兼ヴォーカリストのウチのカミさんが、本田さんと共演しているではないか!カミさんの歌に本田さんのサックスが絡んでくれている!wwwww
ありえない僥倖です。最近どうもウチのカミさんは歌の神様に気に入られているようで、信じられない人たちと一緒に歌ってばかりです。ありがたや。もちろん本人も大興奮、大感動しておりました。
いやまずは、このように多く人に信じられない幸せを用意してくれた、顧問の大森先生に心から感謝と敬意を評します。おそらく日本一忙しい校長先生ですよ、本当に。ご苦労さまでした。そして、ありがとうございました。
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