守屋山
今日は家内の仕事の手伝い(?)で守屋山に登ってきました。
ご存知の方も多いかと思いますが、この山にはいろいろと謎の伝承があります。
諏訪大社上社の御神体とも言われますし、上社神長守矢氏の関連として洩矢神や物部守屋を祀るとも言われています。
また、そこからミシャグジにもつながり、諏訪湖から八ヶ岳、富士山へもつながる伝説があります。
さらにヘブライ語では「モリヤ」とは「ヤハウェが見る」という意味であり、ユダヤ人たちはソロモン王が神殿を建てたシオン山こそがモリヤであると信じています。
諏訪の御柱祭にユダヤ人が集結するという噂も、実は噂ではなく事実であり、今年も多くのユダヤ人が諏訪湖周辺を訪れました。
そんな不思議な山ですが、普通の登山で考えると初心者にも優しい山だということで、今回私たちも軽い気持ちで登山を始めました。
そんな軽い気持ちを神にたしなめられたのかもしれませんが、一番わかり易い杖突峠登山口から登ったにもかかわらず、なんと最初の10分で道に迷うという、本当に恥ずかしいことになってしまいました(笑)。逆にあり得ない。
無事引き換えして本来の道に戻ったのですが、下山した時に確かめたら、そんな脇道はなかった…あのまま行っていたら、黄泉の国にでも行ってしまったのではないか。ある意味すごい体験でした(汗)。
ところで、山頂から諏訪湖を眺めながら直観したことがあります。
諏訪には出雲の大国主の荒魂がおさまっており、一方の和魂は奈良の三輪山におさまって、それを物部氏が信仰したことになります。その両魂が富士山(出雲の御神体)で再び合体して大国主の復活が遂げられるというのが、私の妄想的未来神話なのですが、そのプロセスの中で、諏訪の荒魂を求めて和魂(物部氏)が杖突峠まで来たのだなと。
しかし、あの西日本と東日本を隔てる巨大な壁(糸魚川静岡構造線の断層崖)を越えることができなかった。お互い見えるところまで来ているのに、陸路では会えなかった。その切ない思いが上社の守屋山信仰となったのでは。
結局、和魂は南回りの海路を経て富士山に到達し、その間に荒魂も諏訪信仰やミシャグジ信仰として南下して富士山に到達した。その象徴が北口本宮冨士浅間神社と、その本体である諏訪神社の関係であり、もうすぐ催される「火まつり」であると。
すわなち、富士山での大国主の復活の日は近いということです。
このタイミングで守屋山に登ることができたのは、やはり偶然ではなく神意ということでしょうか。
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