大川隆法(仮) vs 上祐史浩
ちょっと古い動画ですが、面白いので改めて。
オウム真理教と幸福の科学は、ある意味では双子のような関係です。もちろん教義とかのレベルではなく、時代の落とし子的な観点からするとかなり近い。
西荻窪的にも近い関係ですよね。そう、新興宗教のメッカ西荻窪。面白いですよね。ちなみに出口王仁三郎が「西荻窪から救世主が現れる」と言ったというウワサはガセネタです。ま、そこにつながる予言はあるにはありますが。
それにしてもこの宏洋さんのイタコ芸と上祐さんの真面目な(?)絡み、最高に面白いですね。上祐さんのけっこうキツめなツッコミにたじろぐ隆法(仮)。
さりげなく発せられる「釈迦に説法」という慣用句が、これほど相応しいシーンは珍しい(笑)。
もちろん、面白がってばかりはいられません。はたして今後幸福の科学という巨大団体はどちらに向かうのか。新宗教に限らず、伝統宗教でもよくあったように、開祖、教祖、カリスマの死後は大変です。
亡くなったことによる神格化と同時に、跡目争いが始まるのが常。ある意味完成度が高かった総裁のイタコ芸は誰が継ぐのか。そしてそのクオリティーは保たれるのか(笑える要素も含めて)。
私の予想としては、これもあるあるですが、おそらく団体は分裂の方向に進むのでは。そしてそれぞれが弱体化してゆく。すでにその時代的な使命は終わったとも言えましょうか。
「科学」を標榜した宗教の、その「科学」の信頼がゆらぐ時代がやってきます。そして「幸福」の再定義も必要となるでしょう。
また一方で、上祐さんの贖罪はいかに。免罪はないと思うので。
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