「法力」恐るべし
今日は琵琶湖畔、長浜で講演。
阪神尼崎から大阪に移動し、そこからJR新快速一本でと思っていたのですが、大阪発直前に「人が線路内に立ち入った」とかで15分の遅れのアナウンスが。
溶けそうに暑い大阪駅のホームで待っていると、遅延は30分、45分とどんどん伸びていきます。車内で座れるよう、涼しい待合室にでも行きたい気持ちをおさえ立っていると、なんと「発着が8番線から10番線に変更」とのアナウンスがあり、走って移動する羽目に。汗だくです。せっかく最前列に並んでいたのに(涙)。
結局1時間以上遅れてようやく新快速に乗ることができました。ギリギリ座ることができたのは幸運でした。講演開始時間ギリギリかなあと思っていると、なんと「本日に限り各駅に停車いたします」との車内放送があり、ますます遅延が伸びていきます。
さらに途中で「この列車は米原止まりとなります」との放送が。結局78分遅れで米原に到着。米原まで車で迎えに来てもらいましたが、会場入りは30分の遅刻になってしまいました。お待たせして申し訳ない。
あまりにいろいろと思い通りに行かなかったので、これは逆に何かあるなと思いながら、講演をハイスピードでこなし懇親会になりました。
そして懇親会も終わりになろうかというタイミングで、参加者のお寺の奥様にこの大遅延、大遅刻はあなたの「法力」じゃないですかと冗談で言ったら、なななんと、この方、この前『法力とは何か』で紹介した中村公隆阿闍梨から直接法力を授かった方だったのです!
なんでも、阿闍梨のことは全く知らず、ご夫婦でたまたま別件のついでに立ち寄った鏑射寺で「優しいおじいさん」に声をかけられ、最後はその「おじいさん」の言われるままに1時間真言を上げ、最後は「おじいさん」に背中をたたかれて法力を分けていただいたとのこと。のちにその「おじいさん」はトンデモない方だと知ってびっくりしたとか。
お会いしようと思ってもなかなかお会いできない方。逆に知らないで(無欲で)訪れたのが良かったのでしょう。すごい話でした。もう、驚くというよりなぜか大笑いしてしまいました。私も冗談で「法力」という言葉を使ったつもりだったのですが、まさかこんな展開になるとは(笑)。
ということは、私の勝手な妄想、阿闍梨にお会いできる日も近いのでしょうか。う〜ん、「法力」恐るべし。
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