『ものがわかるということ』 養老孟司 (祥伝社)
改めて私は養老先生の影響を強く受けているなと感じました。
自分で考えついたと思ったことが、実は養老先生の本に書いてあったことだったということがよくあります。
この本も、ある意味自分が書いたのではと思うほど(笑)納得いく部分が多すぎました。
先生の言う脳化、都市化はワタクシの言うところの「コト化」であり、自然は「モノ」です。
同じような世界観を違う言葉で表現しているのでしょう。
そういう意味で、私は変な読み方をしてしまったのですが、このタイトル「ものがわかるということ」にも「もの」と「こと」が出てきているように、本文でも先生は無意識のうちにしっかり「もの」と「こと」を使い分けていました。
はっきり言ってしまうと「もの」は「わからない」ということなので、このタイトルは矛盾しているようですが、ちゃんと本文ではそのことにも触れています。
面白かったのは「文武両道」の解釈です。これは目からウロコでしたね。
今学校では、部活動は外部委託みたいな話が流行っていますが、体育系はもちろん文化系も「身体」の学習ですから、それが学校からなくなったら、まさに脳化、都市化し、生徒は死にますね。
というわけで、秋に全国規模の先生方の研修で講演する予定ですが、ちょっと先生のお考えも紹介させていただきます。
そう言えば最近、養老先生と成田悠輔さんの対談動画が出ましたね。お二人の異才(もののけ)の話、とても面白い。
Amazon ものがわかるということ
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