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2023.06.04

ラバーガール大水「春風亭昇太氏への提言」?

 

 日久しぶりに「笑点」を見ました。

 一之輔さんが新メンバーになってから、ちゃんと見たのは初めてかも。なるほど、新旧それぞれいい味出していて面白かったし、相変わらず笑点だけはコンプライアンスもへったくれもないなと安心いたしました(笑)。

 で、家内と「山田くん」の話にもなりまして、いろいろすごいね〜という話になったんですね。そのあとこの動画を見たものだから、感動してしまったわけです。

 いやあ、大水くん、すごいわ。こういう視点でパロディーにするって、これこそお笑いの原点ですよ。なんとなく殺伐とした雰囲気になってしまったところに、なんと豊かなオアシスが生まれたことか。

 気づかなかったなあ。そうか、笑点を賞レースと見るのか! そう考えるとたしかに非道い(笑)。それこそコンプライアンスもへったくれもない。

 で、ちょっと思ったのですが、元々日本の文化ってこういう緩さというか、ある種の読み替えというか、一番ひどいものが一番面白くなったりするという次元の高さがあったような気がするのです。

 懐古趣味はあまり好きではありませんが、やはり「昭和」まではそういう古き良き日本文化が息づいていたような気がするんですね。

 学校という現場でもそうですよ。人権やら平等やらコンプライアンスやら、そういう西洋近代発の価値観を重視してしまったがため、どうにも息苦しい世の中になってしまった。

 そういう空気に対して、誰も傷つけずプロテストするのが「お笑い」の世界だったのでは。そのお笑いの世界でさえ窮屈になってしまったのかも。

 其の点、大水くんの視点、姿勢は本当に素晴らしいと思いますし、いち早くこれをこのクオリティーで(つまりちょうどいい具合のパロディーで)実現したことは称賛に値すると感じます。

 久々にスカッと笑わせていただきました。

 それにしても、やっぱり「山田くん」の人生が気になる。いや、ちょっと憧れる。いや、だいぶ憧れる!

 参考 春風亭一之輔が明かす『笑点』レギュラー決定までの舞台裏

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