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2023.06.03

結局アドリブって何なの!?即興演奏に逃げるミュージシャンの話(ミートたけし)

 

 ドリブの話が続きます。

 今日は都内某所で音楽のお仕事。素晴らしいミュージシャンの方々とアンサンブルさせていただきました。

 お互いにリハとは全く違う演奏になりまして、つまり本番が最も生き生きと素晴らしい作品になりました。お客様のおかげですね。

 歌手は歌い慣れた曲、ピアニストは常にコードだけ見てアドリブ、私は楽譜をちゃんと作っていきましたが、やはりその場の雰囲気でちょっとした「揺らし」や「ずらし」を加えました。

 まさに「調和」。その時の空気の中で最良の「作品」を作れると実に楽しいですね。弾いている方も、聴いている方も。

 というわけで、数日前にアップされたこの動画。ミートたけしさん、なかなかいいこと言っていますね。ある意味、中田さんと同様に「大御所」に対する批判とも取れる内容ではありますが(笑)。

 クラシックに対する考え方にも同意します。私も、ロックやジャズ、クラシックや東西の古楽をやる中で、いろいろ考え方が変遷してきましたが、最近はミートたけしさんの考えに非常に近くなっています。

 もちろん、自分のアドリブにもいろいろなレイヤーがあって、その中で得意不得意もあります。音楽だけでなく、話す時もそうですね。学校の先生時代で言えば、授業もそうです。

 ただ、たしかにどのレイヤーにおいても「調和」は大切ですね。きっとこれからもずっとそれを追い求め続けると思います。

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