ハジ→ 『来年の夏。』
今日は日本の佳曲を一つ。これは美しき歌曲ですね。そう日本の歌曲ですよ。
先日、初めてお会いしたハジ→さん。娘二人は彼の楽曲をたくさん聴いていましたが、私は特にご縁もなく名前を知っている程度でした。
しかし実際お会いしてみると、世代を超えて不思議な共感があり、どうもこれから何かを一緒にやっていくような気さえしたのでした。
彼の感性は、ある意味とても古典的であり、おそらく私のお話した日本古来の時間の流れの話も自然に理解してくださったことと思います。
昨日のフィリピンのバンドもそうですが、やはりこれからはアジアの精神性と歌が、世界を変える…いや、癒やして元に戻していく時代になるのでしょう。
特に日本語が持っている「歌性」(こちらの動画参照)を知ると、書き言葉中心の西欧文化よりも、歌中心の日本文化の方がずっと未来的であり、また高次元であることがわかります。
これは単なる自慢、身びいきではなく、ある意味科学的事実であります。
日本の近代音楽史は、西洋和声音楽の受容の歴史ではありましたが、たとえばこの曲のように、その西洋和声はペンタトニックの伝統的旋律を支える役割を果たしていくことになるのであって、俯瞰すればやはり、日本の音楽の未来的発展のために貢献してくれたと言えるのです。
というか、この地球上の僻地で一時期に限定的に発達したヨーロッパ音楽は、ジャズの例を挙げるまでもなく、世界中の「民族音楽」表現に革命的な進化を及ぼしてくれたのです。
その限定的な近代ヨーロッパ音楽の発達は100年ほど前に終わっています。ヨーロッパ文化は、システムとしての商業音楽としてその後100年の間全世界を覆うことになりましたが、それもまた自壊の道を歩んでいます。
ハジ→さんとは、これからそういう話もしながら、未来の「歌」を紡ぐお手伝いができたらと思います。
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