中西圭三 『Choo Choo TRAIN』
昨日、ご縁あって中西圭三さんとお会いしました。私の話を3時間も聞いてくださり恐縮至極です。
中西圭三さん、もう本当に日本のボーカリスト史上に燦然と輝く存在ですよね。
それとともに、おそらく我が国の永遠の愛唱歌となるであろう、この名曲の作曲者としても記憶されるべき存在です。天才。
ZOOの楽曲として発表された時は、バブル絶頂期(最後の年)。オシャレなウィンタースポーツ、スキーツアーのイメージソングだったわけですが、そうした時代性の産物でありながら、すっかり時代を超えて今でも、そしてこれからも愛され続けることは間違いないという普遍性を持った神曲です。
そう、時代性、流行というのは逆に必ず古臭くなってしまうはずなのですが、この曲はどうでしょう、全く古びないどころか、たとえはEXILEのカバーによって新しく生まれ変わり、またこれからも未知のスターたちによってカバーされるたびに魅力を増していくことと思います。
一方で、そうした名曲ほど、作者のオリジナル・バージョンの良さが再発見されることが多いのです。この演奏はまさにそう。
ご本人によると、このバンドはパーカッションの斎藤ノブさんが仕切っており、ベースは青木智仁さん、キーボードは小林信吾さんという今は亡き名プレイヤーお二人とのこと。
ボーカルとバンドがインスパイアしあう、完璧なアンサンブルではないですか!
これぞ、時代を超えた「多幸感」ですよ。ホンモノの幸せは時代を超えますね。
昨日はほかにもたくさんのプロのミュージシャンの方々とご一緒できたのですが、私たち家族も図々しく演奏させていただき、やっぱり音楽って素晴らしいなあと痛感した次第です。ありがとうございました。
さっそく我が家でも、帰宅後、この神曲をカバー演奏させていただきました。気持ち良かった〜!
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