『おそ松さん(実写映画版)』英勉監督・Snow Man主演作品
昨日紹介のTENETと同じくらい、時間軸(設定?)が混沌としていて、一回では理解できない作品がこれ!
かと言って、何度も観ようと思うかというとそんなことはない(笑)。混沌としたままでお腹いっぱいです。
アニメの実写版というのは大概炎上しますよね。これもまた大炎上した作品です。
実際、アニヲタ対ジャニヲタの世界大戦は凄まじかった。まさに住む世界、いや次元が違うじゃないですか。2次元と2.5次元?…両方とも現実世界ではないか(笑)。
おそらくそれも想定済みだったのでしょう。まあSnow Manが主演ですから、作品の評価とは別に、興行収入はそれなりに見込めたことでしょう。
ある意味炎上商法でもありました。なにしろ、確信犯的に「実写」であることを自虐ネタとしてふんだんに使っていますからね。ある意味超越している。
私はどちらのヲタ世界にも属さない(理解はしていますが)、どちらかというと一般人なので、アニメというか原作マンガにもそこまで思い入れはないし、Snow Manもどれが誰かわからないので、まあ純粋に作品のカオスに身を委ねられました。
そう、兄弟のキャラもそこまで理解していないし、アイドルはみんな同じ顔に見えるので、予想に反して六つ子が自然に六つ子に見えました(笑)。
まあ元々赤塚ワールドですから、そこに整合性や論理性なんか求めてはいけないし、ノリとしてはたしかに後期赤塚ワールド的な「やりすぎ」「ぶち壊し」的な感じはありましたね。
この作品は観る人を選びます。一次的にはアニメおそ松さんクラスタとSnow Manクラスタ、そして二次的にはそのどちらにも属さない野次馬クラスタ(私はここに属す)。実はそれらの総計が大量だったという意味では、制作側の計算は正しかったということでしょう。
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