惰行(気動車特急に乗って)
久しぶりに気動車(ディーゼル)特急に乗りました。北斗です。
まず27日夜に新函館北斗から札幌まで、29日午前中に札幌から新函館北斗まで。27日は夜だったので景色を楽しむことができませんでしたが、おかげで気動車独特の「音」を堪能いたしました。
力行時のエンジン音、ターボ音は気分が上がりますし、惰行時のレールジョイント音、スキール音は心地よい落ち着きをもたらします。
ここのところ自動車か新幹線の旅が多かったので、本当に久々に鉄道旅の楽しさを味わうことができました。
そこで酒を飲みながら考えたことなのですが、人生も「惰行」をうまく使いたいなと。
いつもエンジン全開だとうるさい。うるさいと落ち着きがなくなり、周囲への気配りもなくなります。
燃費も悪くなります。つまり不要に疲れる。
ですから、人生も適度にも「惰行(惰性で生きること)」が必要なのではないでしょうか。
力行と惰行のバランスを考えるのは面白いものです。まさに運転士の気分になります。特に惰行をやめて力行に移行するタイミングは難しい。
ここぞというところでアクセルを踏む(マスコンを引く)わけですが、そのタイミングのはかり方については、昨日も講演でお話ししました。
自動車は接地摩擦抵抗が大きいので「惰行」の参考にはなりませんが、列車は抵抗が少ないので実はかなりの割合で「惰行」しており、その感じが人生にも通ずるところがあります。皆さんもぜひ気動車特急でその極意を学んでみてください。
惰行が上手な人は健康ですし長生きすることでしょう。
そうそう、惰行を極めると経費削減になるという実例があります。参考までに。
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