高橋信次先生講演 『心の原点』(1976年)
エル・カンターレが先日昇天しましたが、やはり信徒たちは「復活」を信じているようですね。
残念ながらそんなことはありません。イエスも肉体としては復活していません。
もちろん、精神的な意味で、霊的な意味での復活ということはあるでしょう。それは認めますし、私はいつも体験していますよね。
なぜ私たちは肉体、すわなち物質にとらわれるのでしょうか。
復活といったプラス方向の概念だけでなく、たとえば出口王仁三郎が予言した「大峠」も、みなどこか戦争や大災害のような、物質的なカタストロフィーを恐れてしまいます。いや、待望すらしてしまう。
「大峠」とは、精神的なもの、霊的なものであるべきです。高次元であるそれらの領域が変われば、遅れて低次元な物質世界も変化します。その逆は全くないとは言えないのですが稀有なことなのです。
大川隆法氏が大きな影響を受けた、GLA創立者の高橋信次さんもまた、物質世界にとらわれてはならぬと語っていましたね。
大川氏は高橋氏の「異言」を改良(改悪?)、「霊言」と称して自らの芸となし、物質的な豊かさを得る手段としていたように見えます。
私からすると、高橋氏と大川氏とは、かなり隔たった存在でした。自らの死期という最も重大なことを予言して的中させた高橋氏に対し、全く予言できなかった大川氏という違いを見るだけでも、それは明らかな差だと思います。
また、仏教やキリスト教に対する理解の程度にも、かなり差が認められます。知識として理解度ではなく、それをどう使うかという面においてですね。
ということで、久しぶりに高橋氏の講演を聞いてみたくなり、車を運転しながらこの動画の音声を流し聞きしました。
まず、驚いたのは、とにかく淀みなく話すということですね。これは原稿を暗記しているというようなレベルではなく、明らかに降ろしてしゃべっています。最後までスイッチが入ったまま流れるがごとく。
この4ヶ月後、衰弱死ですか。信じられませんね。
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