ウィム・ウィンターズ(クラヴィコード)によるバッハ解説
昨日は最新の楽曲の和声分析を紹介しましたが、今日はバッハの和声分析を一つ。
シンプルな和声でここまで深い世界を表現できるのは、まあバッハくらいのものでしょう。ここまでシンプルさを極めると「禅」の境地になり、それはそれである意味「日本的」と言っていいかもしれません。そう、日本文化って両極端なんですよね。
さて、まずは全体の演奏を聴いていただきましょうか。ベルギーの鍵盤奏者ウィム・ウィンターズのクラヴィコードによる演奏です。あまりにも有名な平均律の冒頭の曲。
素晴らしい演奏ですね。ウィム・ウィンターズのクラヴィコード演奏は実にいいので、ほかの曲も聴いてみてください。
さて、そのウィムさんが冒頭のあの前奏曲について熱く語っています。シンプルですが、まさにアンビリーバボー!ですよね。
問いと答え、特に純粋な子供がこの世界に感じる疑問、そして旅になぞらえて説明しているのがいいですね。音楽の不思議な力、コード進行の不思議な力に感動です。バッハはすごいですね。
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