地震に注意?…月が992年ぶりに地球に大接近
昨日から今日にかけては、今年第1回目の富士山合宿。今回も濃いメンバーで濃い内容となりました。
今回はリピーターが多いのが特徴でした。なんと過半数。多い方は8回目とか!基本毎度同じ内容なのですが…。ありがたいことです。
来週、再来週も別グループで開催です。寒い中、皆さん全国からよくぞ富士山に集まってくださりますよね。感謝。
ちなみにこの富士山合宿(大人の修学旅行)は全く宣伝も公募もしておりません。口コミだけです。
参加したい方は、お声がかかるのを待つか、ご自身が15名以上のお仲間を集めて主催してくださるかの二択です。最大40名ですが、できれば25名以下でやりたいかなあ。
合宿のテーマの一つが出口王仁三郎。王仁三郎は「瑞月」と名乗りました。月とは非常に縁が深い。
ということで、今日は月について。
今回は合宿中、なんだかモゾモゾしていたんですよね。その原因がわかりました。月がめちゃくちゃ近かったんですね!
なんでも、明日22日は35万6568kmだとか。たしかに平均は約38万4400kmですから、平均より3万キロくらい近い。最遠の時と比べるとなんと6万キロも近い。6万キロですよ。6万キロ。
地球一周が4万キロですから、どれだけ近いかよくわかりますよね。
将来、月まで行くタクシーとかできたら、今日のような日は1割引きですね(笑)。
ちなみにこれほど近づくのは1030年以来、992年ぶりだそうです。次は2368年、つまり345年後です。
当然、近いと引力も強い。引力は距離の2乗に反比例します。その影響は、目に見えるところでは、潮の干満に現れます。
太陽の潮汐力も無視できません。1億5千万kmも離れていますが、なにしろデカイ(重い)ので地球も大きな影響を受けています。
つまり、月の引力(潮汐力)と太陽の引力(潮汐力)の和が最大になる時に「大潮」が発生します。海面高度が目に見えて上がるわけです。
今回は月が非常に近いので、スーパー大潮となります。また、今惑星が比較的集合していますので、その影響もありますね。
潮汐は海などの水面だけでなく、地面でも起きています(地球潮汐)。地面が30センチ以上盛り上がるのですが、広い範囲で起きるので、私たちはその歪みに気づきません。
この地球潮汐が地震の発生と関係しているのではという考え方があります。もちろん影響は皆無ではありません。実は私も中学2年の時、記録に残る地震すべての月齢を調べてみましたが、そこにある程度有意な相関関係が見出されました。
それは潮汐力が最大となる満月と新月の日に地震が多いのではなく、どちらかというとそのおよそ1週間後、つまり月齢7から8あたりの発震が多かったということなのです。
というわけで、これから1週間くらいは世界中で地震の発生に注意が必要かなと思っております。
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