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2023.01.01

初夢をありがとう!(ムタ vs 中邑)

Th_-20230102-111503 様、本年もよろしくお願い申し上げます。

 今年は大きな変化の年です。コロナ禍やウクライナ戦争は序章。いや、大きな現実的厄災があるというような、表層的な危機感、恐怖心を煽るような話ではありません。

 私たちの精神、魂、霊性の変貌、改革、進化を迫られる年となるのです。

 そういう時は、静かにしていることが大切。自らの怒りや恐怖などの負のエネルギーは、芸術や芸能、神事などによって昇華してゆくべきです。

 そういう意味で、今日のこの「芸術・芸能・神事」は本当に象徴的でした。

 山梨は富士吉田が誇る天才レスラー武藤敬司の「悪の化身」グレート・ムタが、アメリカで大谷翔平よりも有名なアスリート、アーティストであるWWEの中邑真輔と最初で最後の対決。

 昨年亡くなったアントニオ猪木さんの薫陶を受けつつ、それを完全に乗り越え、そこからはみ出し、ともにアメリカで成功した新旧二人。

 先日紹介したRRRと同様、これは現代の神話です。

 結果、勝敗はどうでもいい。そこに表現される物語の力に感動しました。RRR同様、想定を超えた展開と結末。胸アツでした。

 武藤敬司という吉田のおっちゃんは、リアルでは「お米」の話ばかり(笑)。そんな俗っぽさと、この世界に通ずる次元の高いキャラクターとが、いとも簡単に共存しているところがすごい。

 これは大きなヒントです。変に修行して清廉な人間にならずとも、アセンションなんてしなくても、ちゃんと天とつながることができる。

 たとえばお金という悪神の力を、この試合でのシンスケのように逆利用して、悪神を退治することができる。なるほどでした。

 これが「荒魂」機能なのです。

 試合は紹介できませんが、シンスケ・ナカラムの芸術的な入場シーンをご覧ください。能や歌舞伎など様々な日本の伝統芸能の世界観でもあります。悪魔の楽器ヴァイオリンも素晴らしい。

 本当に素晴らしい初夢でした。夢を、奇跡をありがとう!

 

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