ホリエモン×多田将 『宇宙と素粒子の謎』
ありがたいことに最近いろいろな所で、たくさんの皆さんの前でお話する機会が増えました。
私の話は、言語や宗教、音楽、文化に関することが多く、一見文系に偏っているように感じられると思いますが、私の世界把握の作法は案外理系的なのです。
もともとロマンチストとして天文学を志したということもありますが、根本的に文系・理系というような区分けに全く意味を見出していないというのが本当のところです。
これは幼少期からの傾向でもあります。しかし、ある種の社会性を習得してしまい、ややその感覚を忘れていたところ、最近になって仲小路彰の思想に触れる機会を得て、基本を思い出しつつあるのです。
仲小路彰の影響を強く受けた人物の一人として、湯川秀樹を忘れてはいけません。その交流が具体的にどういうものだっかは研究中ですが、もしかすると湯川のノーベル賞受賞にも仲小路が関わっているかもしれません。
逆に仲小路も湯川の研究内容を深く理解していたようで、昨年テキスト化(デジタル化)した「日本文化の象徴的創造」(昭和29年?)というすごい文書では、いわゆる文系的文化論の中に、あまりに自然に最新の量子論について語る章があったりします。
もしそうだとすると、湯川秀樹と佐藤栄作という二人のノーベル賞に仲小路が関わっていたということになり、まさに理系・文系などという二元論とは次元を異にしたところから日本を指導していたということになります。
さてさて、そんなわけで、私も天才物理学者の皆さんと交流する機会が比較的多い方なのですが、最近大変興味があるのがこの多田将さんです。
素粒子論の専門家でありながら、アイドル(声優)、プロレス、軍事などのオタクということで、なんとなく親近感がわきます。
実際、この動画でも、理系的世界を文系的な比喩でごく自然に解説できていますよね。素晴らしい。できましたら、全編聞いていただきたいですね。
そういう意味では、ホリエモンもそういう高次元から世界を観ている一人だと思います。二人の対話は非常に楽しい。次回を期待します。
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