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2023.01.26

しばたはつみ・伊東ゆかり・マリーン・スペクトラム 『ストリート・プレイヤー』

 

 日のデビュー戦では、家内は伊東ゆかりさんの曲を何曲か歌いました。私もあらためて伊東ゆかりさんの魅力を再認識する機会となりました。

 そんな彼女の歌っている動画をいろいろ見ていたら、こんなカッコいいのを見つけしまいました。

 シカゴの「ストリート・プレイヤー」のカバー。なななんと、私の大好きなスペクトラムの超絶演奏をバックに、しばたはつみさん、伊東ゆかりさん、マリーンさんの3人の歌姫がそれぞれの個性を活かして歌いまくっています。

 本家シカゴももちろんカッコいいのですが、もしかするとこれは本家を超えているかも!

 この番組は「サウンド・イン"S"」でしょうか。日曜の夜の大人の音楽番組でしたよね。スペクトラムもよく出ていました。

 昔を懐かしむとジジイ扱いされそうですが、やっぱりこの頃の音楽はレベルが高いですよ。演奏も歌も。一般人とは一線を画すどころか、全く別次元ですよね。

 歌番組が力を失ってどのくらい経ったでしょうか。それ以前にテレビ文化もずいぶん衰退してしまいました。テレビは家族の文化共有のデバイスでしたからね。

 ネット時代になり、こうして昔の文化を再体験できるのは素晴らしいことですが、一方でそれぞれの趣味がどんどん個別化・分散化した結果、個々の作品の質は下がり、また商品価値も経済規模も減縮してしまいました。

 これもエントロピー増大則の一つなのでしょうかね。

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2023.01.25

ホリエモン×多田将 『宇宙と素粒子の謎』

 

 りがたいことに最近いろいろな所で、たくさんの皆さんの前でお話する機会が増えました。

 私の話は、言語や宗教、音楽、文化に関することが多く、一見文系に偏っているように感じられると思いますが、私の世界把握の作法は案外理系的なのです。

 もともとロマンチストとして天文学を志したということもありますが、根本的に文系・理系というような区分けに全く意味を見出していないというのが本当のところです。

 これは幼少期からの傾向でもあります。しかし、ある種の社会性を習得してしまい、ややその感覚を忘れていたところ、最近になって仲小路彰の思想に触れる機会を得て、基本を思い出しつつあるのです。

 仲小路彰の影響を強く受けた人物の一人として、湯川秀樹を忘れてはいけません。その交流が具体的にどういうものだっかは研究中ですが、もしかすると湯川のノーベル賞受賞にも仲小路が関わっているかもしれません。

 逆に仲小路も湯川の研究内容を深く理解していたようで、昨年テキスト化(デジタル化)した「日本文化の象徴的創造」(昭和29年?)というすごい文書では、いわゆる文系的文化論の中に、あまりに自然に最新の量子論について語る章があったりします。

 もしそうだとすると、湯川秀樹と佐藤栄作という二人のノーベル賞に仲小路が関わっていたということになり、まさに理系・文系などという二元論とは次元を異にしたところから日本を指導していたということになります。

 さてさて、そんなわけで、私も天才物理学者の皆さんと交流する機会が比較的多い方なのですが、最近大変興味があるのがこの多田将さんです。

 素粒子論の専門家でありながら、アイドル(声優)、プロレス、軍事などのオタクということで、なんとなく親近感がわきます。

 実際、この動画でも、理系的世界を文系的な比喩でごく自然に解説できていますよね。素晴らしい。できましたら、全編聞いていただきたいですね。

 そういう意味では、ホリエモンもそういう高次元から世界を観ている一人だと思います。二人の対話は非常に楽しい。次回を期待します。

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2023.01.24

高中正義&野呂一生 (Crossover Japan '05)

 

 日はギター音楽の世界に革命をもたらしたジャンゴ・ラインハルトの映画を紹介しました。

 そこにも書いたように、彼はギタリストとしては致命的な「障害」を持っていたのですが、それをプラスに転じて、「健常者」が発想しえない新しい音楽を創造してしまいました。

 それから40年ほどして、ギターの世界はここまで発展しました。アコースティックからエレクトリックへ。ジャズからクロスオーバー(フュージョン)へ。

 音楽史、楽器史的には、非常に濃密かつ速い時代だったと言えましょう。

 そのプロセスにおいて、日本人ギタリストや日本の楽器メーカーが果たした役割は小さくありません。

 18年前のこの素晴らしい動画を観て聴いて、そんなことを思わずにはいられませんでした。

 まさにクロスオーバー。高中さんと野呂さんがこうして共演し、お互いの曲をリスペクトをこめて演奏する様子には、感動せずにはいられませんね。

 最強のおじさんが遊びながら最高の演奏を披露するという、なんとも幸せな空間と時間です。

 やはり日本人独特の「職人性」というのが、この時代にはまだ生きていましたよね。それこそが強い日本を作っていたのでしょう。

 この時代のフュージョンに私以上に詳しくなってしまった長女と話したのですが、最近の男はギターを弾かないと。というか、全般的に女にモテようとしないと。職人はかっこいいのに!と。

 ウチの娘がちょっとおかしい若者なのかもしれませんが(笑)、いや、実際今どきの若い男はどうもこういうパワーが足りないような気がしますね。

 社会がそういう方向に導いてしまっているからでしょう。過度のフェミニズムや男女平等、そして二次元での疑似恋愛。

 ある意味平和ではありますが、芸術や文化は生まれませんね。どうしましょうか。

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2023.01.23

『永遠のジャンゴ』 エチエンヌ・コマール監督作品

71983180161 日は天才ジプシー・ギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトの誕生日。

 この作品の中でも、誕生日1月23日と書かれた書類が登場しますね。

 ジャンゴは1953年に若くして亡くなっていますから、今年は没後70年の年でもあります。

 私は高校時代から天才ジャズ・ヴァイオリニスト、ステファン・グラッペリの大ファンでしたから、自然とジャンゴの音楽に触れる機会が多くありました。

 ジャンゴの音楽のすごさは知っていたつもりでした。特に、火傷のために左手はほとんど人差し指と中指しか使えなかったために、独特の奏法を編み出し、さらにそこから常識を破った和音進行やパッセージを生み出してしまった点に関しては、人生の大きなヒントをもらったような気がしていました。

 しかし、今回、この映画を観て、その時代性というのを初めて意識することになりました。

 思えば、仲小路彰の研究を通じて、1930年代  40年代のフランスに遊学していた日本人について、いろいろと知る状況になっておりましたが、ジャンゴが同時代にナチス・ドイツにこのように苦しめられていたという発想はありませんでした。

 それにしても、様々な映画で、ナチス時代のドイツ人は本当に極悪非道な人間として描かれ続けますね。まあ、そうだったのでしょうが、本国ドイツ人はどのように感じるのでしょうか。

 この映画のすごいところは、その演奏シーンです。ジャンゴ役のレダ・カティブはじめ、みんな自然で上手なのです。

 役者が演奏者になれるまで練習したのか、演奏者が役者になれるまで練習したのか。

 音楽映画の難点である(音楽に限らず専門分野全てですね)不自然さが最低限に抑えられており、結果として集中して鑑賞することができました。すごいですね。

 蛇足になりますが、こうして映像でジャンゴの演奏(のコピー)を見ますと、あのフィンガリングって、三味線のそれに近いことがわかりました。

 

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2023.01.22

バイバイ! グレート・ムタ

Th_-20230123-124715 日はウチのカミさんが、某ジャンルでのデビュー戦を無事終えることができました。その世界の重鎮の前でよくあれだけ堂々とできるなあと(笑)。

 重鎮のお一人もおっしゃっておりました。数十年前、自分のデビューは緊張しすぎてなんだかよく覚えていないと。それが普通ですよね〜。いやはや、カミさんの心臓はどうなっておるのか…。

 さあ、東京でのそのデビュー戦が終わり、山梨に帰る途中にSAにて、ある人の引退試合を観ました。

 そう、あの世界を席巻したグレート・ムタが魔界に永遠に帰ってしまったのです。悪の化身でありながら、ここまで世界中で愛され、惜しまれて地球を去っていくというのは、本当にすごいことですね。

 

 

 もちろんムタの地球上での代理人は、吉田のおっちゃん(笑)でありながら、日本が誇る天才プロレスラー武藤敬司です。武藤選手も来月引退です。その東京ドームでの引退興行の全カードも発表されましたが、ここまで多くの団体を巻き込んでの引退興行ができるのは、本当に武藤選手ただ一人ですね。改めて、その偉大さを感じた次第です。

 さて、ムタのこの世での最後の試合、本当に素晴らしかった。プロレスは現役生活が大変長いジャンルですから、その数十年にわたるストーリーを大切に踏まえつつ、現代的な部分も加えながら、最後は「完」に持っていくという、まさに武藤が目指した「芸術」の一つの表現方法の極みを見たような気がしました。

 過激な戦いの中で犠牲となった体を逆に利用して、あらたな表現を創造した武藤選手は、私には現代の世阿弥のように見えるのでした。まさにその年どしの「花」を探求し、表現しくつした天才芸術家です。

 特に「ムタ」の存在は、日本の伝統芸能の現代的昇華と言ってもよいほど洗練されていたと思います。偉大すぎる吉田のおっちゃんです。

 今日の大会の中で、武藤やムタとは全く違った世界観で素晴らしかったのが、桜庭和志vs鈴木秀樹でしたね。私とカミさんは、両者とは何度かお会いしたこともあり、格別な思い入れをもって観戦しました。

 本当にプロレスという世界の幅広さと奥深さを感じましたね。なんでもありだけれども、やはりお客さんあってこその世界。単なるスポーツとは違う、まさに芸術性あふれる大会でした。

 桜庭選手が「ムタは2,3年したら復活する」というようなことを言ってましたね。プロレスの引退は撤回されるためにあるようなものですし。一般社会の常識は通用しません。さらにムタのことですから、全く違った形でまたこの世界に降臨するかもしれませんね。私もそんな気がします。

 ともかくも、ムタよ、さらば!バイバイ!

 バックステージの、車椅子に乗ったムタは泣いているように見えました。今度また吉田で飲みましょう(笑)。

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2023.01.21

地震に注意?…月が992年ぶりに地球に大接近

Th_img01 日から今日にかけては、今年第1回目の富士山合宿。今回も濃いメンバーで濃い内容となりました。

 今回はリピーターが多いのが特徴でした。なんと過半数。多い方は8回目とか!基本毎度同じ内容なのですが…。ありがたいことです。

 来週、再来週も別グループで開催です。寒い中、皆さん全国からよくぞ富士山に集まってくださりますよね。感謝。

 ちなみにこの富士山合宿(大人の修学旅行)は全く宣伝も公募もしておりません。口コミだけです。

 参加したい方は、お声がかかるのを待つか、ご自身が15名以上のお仲間を集めて主催してくださるかの二択です。最大40名ですが、できれば25名以下でやりたいかなあ。

 合宿のテーマの一つが出口王仁三郎。王仁三郎は「瑞月」と名乗りました。月とは非常に縁が深い。

 ということで、今日は月について。

 今回は合宿中、なんだかモゾモゾしていたんですよね。その原因がわかりました。月がめちゃくちゃ近かったんですね!

 なんでも、明日22日は35万6568kmだとか。たしかに平均は約38万4400kmですから、平均より3万キロくらい近い。最遠の時と比べるとなんと6万キロも近い。6万キロですよ。6万キロ。

 地球一周が4万キロですから、どれだけ近いかよくわかりますよね。

 将来、月まで行くタクシーとかできたら、今日のような日は1割引きですね(笑)。

 ちなみにこれほど近づくのは1030年以来、992年ぶりだそうです。次は2368年、つまり345年後です。

 当然、近いと引力も強い。引力は距離の2乗に反比例します。その影響は、目に見えるところでは、潮の干満に現れます。

 太陽の潮汐力も無視できません。1億5千万kmも離れていますが、なにしろデカイ(重い)ので地球も大きな影響を受けています。

 つまり、月の引力(潮汐力)と太陽の引力(潮汐力)の和が最大になる時に「大潮」が発生します。海面高度が目に見えて上がるわけです。

 今回は月が非常に近いので、スーパー大潮となります。また、今惑星が比較的集合していますので、その影響もありますね。

 潮汐は海などの水面だけでなく、地面でも起きています(地球潮汐)。地面が30センチ以上盛り上がるのですが、広い範囲で起きるので、私たちはその歪みに気づきません。

 この地球潮汐が地震の発生と関係しているのではという考え方があります。もちろん影響は皆無ではありません。実は私も中学2年の時、記録に残る地震すべての月齢を調べてみましたが、そこにある程度有意な相関関係が見出されました。

 それは潮汐力が最大となる満月と新月の日に地震が多いのではなく、どちらかというとそのおよそ1週間後、つまり月齢7から8あたりの発震が多かったということなのです。

 というわけで、これから1週間くらいは世界中で地震の発生に注意が必要かなと思っております。

 

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2023.01.20

村下孝蔵 『初恋』

 

 うまでもない名曲。私の名曲(名旋律)ファイル「Melodies」にももちろんエントリーしております。

 この曲の魅力はまさに旋律の妙にあります。入りのメロディーも素晴らしいのですが、やはりサビ(どこがサビだ?…いちおう「好きだよと〜君を探してた」までとします)が絶品ですよね。

 サビ前半の比較的平坦な作りから、後半のうねるような展開の対比はすごい。

 あと、案外注目されませんが、コード進行にも特徴があります。

 「初恋」=「胸キュン」でありながら、最近のJ-POPやJ-ROCKでやりがちな(日本人大好きな)「胸キュン進行」(ソ→ソ♯→ラ、G→E7→Am)は安易に使わず、しかし、楽曲全体の中では絶妙に「ソ(G)」と「ソ♯(E)」がせめぎあい、交代しあって、結果として胸がキュンキュンしますよね。

 歌詞とコードとメロディーが見事にマッチした神曲でしょう。

 それがなんだか昨年ある意味炎上しましたよね。そう、あの令和版MV。

 

 う〜ん、これは…。たしかに、この曲に思い入れがあればあるほど(つまり、オジサン、オバサンであるほど)「許せない!」と思ってしまいますよね。

 いや、娘たちに聞いても「これはない」ということでした。いやいや、ウチの娘たちは「オヤジ」だからな(笑)。皆さんはどうお感じになりますか。

 もともと、こういう名曲は、それぞれの脳内で映像が出来上がっているので、あえてMVを作る必要もないのですよね。

 今の音楽は映像ありきです。もちろん、本来の音楽はそういうものだったので、私は昭和の「レコード文化」「ラジオ文化」の方が歴史的には異常だったと思っています。

 それは悪い意味ではなく、異常に「音」世界が発達したということでもありますが。

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2023.01.19

ウィム・ウィンターズ(クラヴィコード)によるバッハ解説

 日は最新の楽曲の和声分析を紹介しましたが、今日はバッハの和声分析を一つ。

 シンプルな和声でここまで深い世界を表現できるのは、まあバッハくらいのものでしょう。ここまでシンプルさを極めると「禅」の境地になり、それはそれである意味「日本的」と言っていいかもしれません。そう、日本文化って両極端なんですよね。

 さて、まずは全体の演奏を聴いていただきましょうか。ベルギーの鍵盤奏者ウィム・ウィンターズのクラヴィコードによる演奏です。あまりにも有名な平均律の冒頭の曲。

 

 

 素晴らしい演奏ですね。ウィム・ウィンターズのクラヴィコード演奏は実にいいので、ほかの曲も聴いてみてください。

 さて、そのウィムさんが冒頭のあの前奏曲について熱く語っています。シンプルですが、まさにアンビリーバボー!ですよね。

 

 

 問いと答え、特に純粋な子供がこの世界に感じる疑問、そして旅になぞらえて説明しているのがいいですね。音楽の不思議な力、コード進行の不思議な力に感動です。バッハはすごいですね。

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2023.01.18

CANON→UNION

Th_op_jk 日のネタは案外深いですよ!w

 あまりにも有名なパッヘルベルのカノン。この親しみやすいコード進行は、「カノン進行」と呼ばれ、現代のポップスでも頻繁に使われています。特に日本人派大好きですよ。

 まずはそのパッヘルベルのカノンを聴いてみましょう。せっかくですから、当時の演奏様式に近いものを。速いですよ〜。

 

 

 

 このムジカ・アンティクヮ・ケルンの演奏、今でも新鮮ですよね。大好きです。

 さて、このある意味コテコテのコード進行( I - V - VI - III - IV - I - IV - V)ですが、日本人は大好きすぎて、世界でも類を見ないほどにこれを進化させてしまいした。

 もちろん、そこには、日本人の複雑な感性も関わっています。すなわち、明治以前の音楽に対する感覚、つまり、純粋な和声に対する違和感、抵抗感です。

 そう、古来の伝統的な日本の音楽は、西洋和声的ではありませんでした。どちらかというと、そういうものに抵抗を感じていた。純邦楽が和声的に作られず、また演奏されなかったことは、なんとなくわかるでしょう。

 実際、明治時代に西洋音楽が流入してきたとき、その和音(たとえばドミソ)を聴いた日本人の多くは吐き気を催したと言われています(ちょっとわかる気がする)。

 黒人もそうで、彼らは結果としてコードとしての「不協和音」やメロディーとしての「非和声音」を好み、たとえばジャズを生み出し、白人の音楽を凌駕していきました。

 日本人も(やや乱暴に言うと)それと同様な方法で、新たな「コテコテ」を生み出していきました。

 その一つの現代的極点が、この曲だと思います。今日長女が聴いていた歌です。大石昌良さんの作品「UNION」。

 

 

 この曲全体の基本は実は「カノン進行」にあります。特にサビ部分。一見(一聴)そうは聞こえないかもしれませんが、これを聴いて感じる「いいなあ!」感は、その基本とその絶妙な変化にあります。

 それに気づいた、現代のモーツァルト(?)「ゆゆうた」くんの興奮状態を見てみましょう(笑)。

 

 

 

 ゆゆうたくんに言わせるとこれは「イキ過ぎコード」だそうで(わかる!)、日本人ならではの「カノン進行」に対する愛の表現ですよね。

 カノン進行がいかにしてこの変態的かつ官能的な「イキ過ぎコード」進行になるのかを解説してくれている動画がありました。

 

 

 

 ふむふむ、マニアックだ(笑)。なるほどですね。この世界観は日本独自のものです。この世界って、いわゆるアニソンにおける「新しいコテコテ感」そのものですよね。

 ある意味、こういう響きの世界が、「日本っぽい音楽」と認知されているようで、これはこれでたしかに日本人の「純粋和声嫌い」と「細部にこだわる職人性」の賜物だと言えそうです。

 ちなみに、冒頭のカノンの演奏はバロック・ピッチなので現代より約半音低い。すなわち今の感覚ですと、変ニ長調になり、偶然か必然か、UNIONと同じ調になっております。

 つまり、速度を調整すれば、二つの曲は350年の時と数万キロの距離を超えて重なり合い、響き合うのでありました。面白いですね。

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2023.01.17

三ツ峠が噴火!?(夢です)

Th_mitsutouge 神淡路大震災から28年です。

 天災は忘れた頃にやってくる。

 一昨日の夢です。妙にリアルだったので、書いておきます。

 見え方としては、こんな角度だったので、たぶん自分は西桂町にいたのでしょう。

 リアルとはいえ、三ツ峠山は火山ではないので、設定自体はフィクションですね。

 しかし、山頂付近が膨張して山体崩壊を起こし、まずは水蒸気爆発が発生、続いて溶岩が流出し、森林火災が発生する様子など、かなりのリアルさかつ迫力でして、正直夢の中でかなりドキドキしてしまいました。

 そして、なぜか私、教員に戻っていて、たくさんの生徒たちを避難させねばならず大変でした。

 避難の際の判断基準もかなりリアル。

 地形の傾斜や風向きを確認し、まずは溶岩流や火砕流が流れてこないであろう標高の高い方向への避難を促し、また火山弾の降下も考えて、頑丈な建物を探しました。

 結局、その建物は激しい火山弾と山火事に襲われたため危険と判断、脱出することとなりました。なぜか夢の中では、水が流れているところを目指しました。火に囲まれた時のことを考えたのでしょうかね。

Th_f2375b46ae49275c1533784f69630e91 しかし、川(湧き水?)もその流れを止めてしまいます。これも案外リアルなのかも。溶岩流によって、川の流路が変わることはよくありますから。

 結果として、子どもたちも無事に二次避難したところで目が覚めましたのですが、まあすごい緊迫感でしたよ。

 そのへんの映画なんかより、ずっとリアルだった。揺れるし、熱風吹いてくるし、臭うし、五感すべてに刺激的でした。映画ではそれらはありませんからね。

 これって、もしかして予知夢でしょうか。三ツ峠が噴火することはないとしても、もしかして富士山やその他の火山の噴火が近いとか。

 まあ天変地異はいつ起きてもおかしくないので、常に物心ともに準備をしておきましょう。

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2023.01.16

共通テスト「国語」のモヤモヤ

 日は学校でお仕事。さっそく今年の共通テストの内容を検討。

 国語はいつものとおり、ちゃんと解いてみました。ほかの科目は出題傾向を確認するだけ。それでも半日かかりました。

 国語は選択肢に紛らわしいものが多く、あいかわらず「間違い探しゲーム」でしかないなと感じました。このテストで本当の国語力が測れるのでしょうか。

 他の科目も含めた全体の傾向としては、「新しさ」「実用性」を重視する(重視しているように見せかける)ための「生徒同士の会話形式」の出題がたいへん多く見られました。これは共通テストの特徴です。一見新味がある。

 しかし、これもあまり意味がないような気がします。実際の授業で、このような生徒同士の会話はほとんど成り立ちません。つまり、全く新しくなく、また実用的でもない、ある意味古典的なフィクション(理想)の世界です。

 ちなみに理・数にはほとんどそのような形式はありません。

 で、そんな中、私はですね、どうでもいいことが気になってしまったのですよ(相変わらず私の視点は変?)。

 その「生徒同士の会話」にですね、「先生」が加わることもあるのですが、「国語」の古文におけるそのタイプの問題を解いていて、猛烈な違和感とリアル感を抱いたのです。

 その部分がこれ。ちょっと眺めてみてください。

20230116-135521

 違和感とリアル感って矛盾していますが、でも実際そうだったのです。

 つまり、こういうことです。

 この問題では、先生は丁寧語を使っているけれど、生徒は使っていない。

 いや、もちろん、これは先生が生徒3人に話し合いをさせているので、基本生徒は生徒と話している状況です。だから敬語を使わないのは当然といえば当然ですが…。

 それでも、先生が途中でアドバイスしてますよね。たとえば、「掛詞」に注目してみると良いですよ、と。

 それに対する生徒Bは「掛詞は〜だったよね」と答えています。これも他の生徒に対しての発言と考えれば、まあ自然といえば自然なのですが、その他の部分も含めて、先生は完全に敬体、生徒は常体ということになっていて、さすがに不自然な感は否めません。

 他の科目もすべてチェックしてみました。すると、ほかはすべて「先生も生徒も敬体」「先生が常体で、生徒が敬体」のどちらかになっていました。

 つまり、国語の問題だけ「先生が敬体なのに生徒は常体」になっているのです。う〜ん、これってどういうことでしょう。国語ですよ、国語。

 しかし、実はこれはある意味「リアル」でもあるのです。

 現実の教室では、先生が「です、ます」でしゃべって、生徒は先生にタメ口で話しかけるということが、けっこうあります。そのケースでは、生徒がその先生に親近感を持っているか、あるいはハナからなめてかかっているか、どちらかです。

 私がこの問題に感じた「リアル」とは、そういうことなのです。

 ただやっぱり、授業中にこのような古文に関する高度な会話ができる生徒たちが、先生もいる場でこんなにフランクな感じで話しちゃうかなという違和感もある。

 とにかく問題を解きながら、なんかモヤモヤしてしまったのですよ。

 全国で数十万の人が受験し、この部分を真剣に読んだはずですが、こんなモヤモヤを感じたのは私だけでしょうね(笑)。

 他の科目では誤字などもあったようですが、それより大きな問題なのではと思った次第です。作問者の意図や意識を確かめてみたい…。

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2023.01.15

東海道新幹線ぷらっとこだま

Th_unknown_20230116112501 近、終末は全国でセミナーやら講演をさせていただくことが多く、新幹線を利用すること多くなりました。

 比較的中部、関西での仕事が多いので、大変重宝しているのが、格安で東海道新幹線に乗れる「ぷらっとこだま」です。

 JR東海ツアーズの旅行商品なのですが、感覚としては1ドリンク付き格安指定席きっぷと思って間違いありません。

 私の旅の拠点は静岡市の実家です。駅まで歩いて20分くらいなので今回の京都ツアーも、まずは徒歩で静岡駅に行きました。

 そこでネットで予約してあった「ぷらっとこだま」のチケットを、券売機にQRコードをかざして発行します。料金はすでにネット上でクレジット決済完了しておりますから、あっという間。

 普通、新幹線に乗る時は、乗車券と特急券の2枚が必要ですが、この商品は1枚だけですので、なんとなく身軽な感じがします。きっぷの管理って案外気を遣いますよね。

 しかし発行されるチケットは2枚。そう、なんとドリンク引換券がついてくるのです。最初、このチケットまで自動改札に入れてしまうという失敗をしてしまいました(笑)。

 そのドリンク引換券は、キヨスクで商品と交換できます。たとえば今回私は行き帰りともに、缶酎ハイ(ストロングゼロ9%350ml)をチョイス(笑)。実際には500mlまでOKとのことですから、平均200円分くらいのドリンクがサービスになるということです。

 静岡京都間の料金はちょうど8000円。通常指定席で1万円ちょいですので、およそ2割引。さらにドリンクが付いてくるということで、かなりのお得感があります。

 もう一つ、気に入っているところがあります。実は静岡から京都まで、ひかりで最速1時間半なのですが、こだまだと2時間13分。43分も遅いのかと思われるかもしれませんが、これって急いでいる時以外では、案外遅い方がいいのです。

 不思議なもので、1時間半だと、ゆっくり仕事もできないし、ゆっくり寝ることもできない。2時間以上あると、半分寝て半分仕事してちょうどいい感じなんですよね。落ち着いて移動できる。一杯やるにも1時間半だとせわしない。

 もちろん利用できる駅が限られていたり、その他制限がいくつかあるのですが、ある程度予定が決められる旅では、このぷらっとこだま利用が一番快適ですね。

 ぷらっとこだま公式HP

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2023.01.14

追悼 高橋幸宏さん

Th_img_1094 の日は京都の超人気ピザ・レストラン「monk」さんで、昼間はセミナーをやらせていただき、夜はぜいたくなディナーをいただきました。

 気持ちよくホテルに帰り、日が変わってしばらく起きていたところ、また悲報が…。

 高橋幸宏さんが亡くなった!?

 だいぶ体調が優れないという情報は入ってきていましたが、まさか…。本当に残念です。

 YMOについては言うまでもありません。仲小路彰を通じて、間接的にご縁をいただいたと勝手に思っております。

 正確でキレのいいドラミングによって、電子音楽的世界を人力で表現してしまうという、ある種のパラドックス、アンチテーゼを実現してくださりました。

 また、音楽面だけでなく、ビジュアル・イメージという、まさに現代につながる(つまり当時は未来的だった)分野を開拓してくれた功績は多大です。

 以前、サディスティック・ミカ・バンドのお宝映像を紹介しましたっけ。それをここに再び掲載し、多くの偉業に感謝しつつご冥福をお祈りしたいと思います。

 

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2023.01.13

ジェフ・ベック&タル・ウィルケンフェルド 『Cause We've Ended As Lovers』

 

 日聴いたアルバム「ブロウ・バイ・ブロウ」に収録された名曲のライブ・バージョンです。

 ジェフは女性ミュージシャンを比較的積極的に起用する人でしたよね。

 中でもオーストラリアのベーシスト、タル・ウィルケンフェルドとの名共演はたくさんあります。この2007年のライブもいいですねえ。

 当時タルは弱冠20歳ですよ!まずその度胸を称賛したいと思います。

 2009年の日本ツアーにも同行しました。この演奏もすごいですね。二人でやりたい放題(笑)。

 

 

 タルは今まだ36歳。若かりし頃共演したジェフ・ベックやチック・コリアは亡くなってしまいましたが、ぜひその息吹を未来につないでいってほしいと思います。歌もうまいですし、期待しています。

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2023.01.12

追悼 ジェフ・ベック

Th_h4040426221 都ツアーから帰ってきました。たまったプログ記事を埋めていきます。

 この日はなんと言っても、この悲しいニュース。

 ジェフ・ベックが亡くなったとのこと。三大ロックギタリストの一人とされることが多いベック。

 しかし、私の中でのベックは、あまりロックな感じではありません。

 それはやはりかの名盤「ブロウ・バイ・ブロウ」のイメージが強すぎたからでしょう。このアルバムが発表された時は、まだ私は音楽に出会っていなかった。このアルバムを初めて聴いたのは大学生の時でした。友人のススメでした。

 クロスオーバー。まさにそういう印象でした。フュージョンではなくクロスオーバー。

 ロックとジャズとかそういうことではないのです。フィンガー・ピッキングだからでしょうか、私にはなぜか当時ハマり始めていた「古楽」の匂いが感じられたのです。

 今あらためて聴くと、またちょっと違った印象なのですが、いずれにせよ、彼独特の「声(音色)」と「歌心(節回し)」は、ジャンルというつまらぬ壁をいとも簡単に超えています。何かと何かを混ぜようとしているのではありません。

 この日は追悼の気持ちをこめて、移動の最中、このアルバムをリピートいたしました。それにしても、この邦題「ギター殺人者の凱旋」、すごいですよね(笑)。

 

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2023.01.11

アナザーストーリーズ 『戦後最大のヒーロー 力道山 知られざる真実』

Th_-20230112-81324 年6月録画を失敗して見のがしてしまった番組の再放送がありました。

 プロレスファン仲間から連絡があって、このたび見ることができました。私以上のプロレスマニアの彼も、この番組は素晴らしかったと絶賛していましたが、なるほどなかなか深い内容でしたね。

 かつて統治下にあった朝鮮の英雄が、敗戦国となった日本の英雄に変身して、戦勝国アメリカをぶっ倒すという、まさに物語性に富んだストーリー。

 その影を背負ったのは、日本のお家芸柔道の鬼、木村政彦。

 力道山の出自について、次男の百田光雄さんと、同胞として可愛がられたという張本勲さんの受け止め方が違うのは当然。まさにいろいろな視点があるということであり、そうした各自の物語の複雑に重なりあったものが「歴史」の本体であるということでしょう。

 あまりにすっきりしたストーリーには注意だとも言えます。そこにはまる人を陰謀論者と呼びます。

 俯瞰すると、番組で語られていたとおり、力道山がテレビ産業の興隆を生み、日本人のコンプレックスを払拭し、のちの日本の高度経済成長のきっかけを作ったのは事実です。

 その間、祖国は分断され戦禍に見舞われていたわけですし、それ以前に朝鮮人として差別を受けていたわけですから、力道山は日本に対して「仇を恩で返す」というある種宗教的な、聖人的な生き方をしたとも言えます。

 それは一方で祖国からの批判につながる可能性があったにもかかわらず、実際はその逆でした。ある国にとっての英雄は、ある国にとっての怨敵となるのが普通です。そこが力道山のすごいところであり、歴史的なヒーローたる所以であると思います。

 長い時を経て、木村政彦に対する評価も大きく変わりました。番組にも出演していた増田俊也さんのおかげでもあります。彼の労作について、私も記事を書いていました。

 『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』

 この11年前の記事を読むと、自分もいろいろ揺れていたなあと、懐かしく思い出されます。プロレスと総合の間で苦しんでいたのですね。

 あれから時が経って、そのあたりもいつの間にか俯瞰できるようになりました。人は成長するものだあ(笑)。

 番組中、村松友視さん(高校の大先輩です!)が、語っていた「虚実皮膜の間」こそ、二元論的対立を超越する「物語的(プロレス的)技術」なのですね。

 そうそう、私とは視点や過程は違えども、やはりその葛藤を乗り越えた有田哲平さんがが、最近いい動画を上げていました。高山vsフライかあ。なるほどですね。

 

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2023.01.10

激落ち おそうじスリッパ

Th_71jqepw0ell_ac_sl1500_ 日も軽いネタ、商品ネタでいきます。

 この前、エアロバイク一体型デスクを紹介したとき、「私のアイデアじゃないですか!」と書きましたが、今日同様に「パクったな!」と思った商品がありました。

 激落ち おそうじスリッパ

 オチから先に書いてしまいますと、「パクったな!」は脳内バグでして、単純に今まさにこれを履いていただけのことでした(笑)。

 エアロバイクの時のノリで、「俺とっくに使ってるもん!」と思うのと「俺のアイデアだ!」が混線してしまいまして、スミマセン。

 ウチは猫が4匹いるせいで(猫のせいにしている)、非常にほこりっぽい。冬場なんか、静電気のせいもあって、衣服にほこりが付くことと言ったら…。

 私は一年中、家の中でスリッパを履いています。これもいちおう猫のせいです(笑)。床に不審物が落ちていることが多々あり、それを直接踏みたくないからです。

 で、今冬はこのスリッパを選びました。最初は単純に見た目があったかそうだったから…って、フワフワしているのは底面と側面なので、これも勘違いなんですが。

 で、よく見ると、なるほど「履くモップ」なのか!

 これは我が家、いや、とにかく掃除嫌い、横着者のワタクシにぴったりの商品ではないですか。そう、そんな「ワタクシにぴったり」という感覚もまた、「私が発明した」というエラーにつながったようです(苦笑)。

 たしかにとってもよくゴミやホコリを取ってくれます。というか、すぐにゴミだらけになってしまいます。そして、面倒くさがり屋のワタクシは、水洗いもしないで履き続けるので、どうも結果としてゴミを撒き散らしながら歩いている…違う意味で「激落ち」くんになってるとか…いやいや、そんなことはないはずです。たぶん。

 かつてはこういう横着グッズは、誰しも考えるけれど、ちょっと恥ずかしいとか、非礼だとか思われがちでしたよね。学校でも掃除の時間、足で雑巾がけしてたら、よく先生に怒られましたっけ。

 しかし、今や堂々と商品として売られ、そして星4つの評価を得ているわけで、時代の変遷を感じますよね〜。ようやく俺の時代が来たのか(笑)。

 

 

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2023.01.09

J-WALK「何も言えなくて・・・夏」

Th_31bhzwkgvcl_ac_ 日は東京でセミナー。懇親会まで含めると10時間ずっとしゃべりっぱなしでした(笑)。

 いやあ、楽しかった。素晴らしい「場」と「人」に恵まれる幸せ。本当に感謝です。

 私の講演やセミナーは基本無宣伝、非公開ですので、内容はナイショです(笑)。ご縁がありましたら、お会いしましょう。

 さて、懇親会が終わってご用意いただいたホテルにチェックインしました。テレビをつけてチャンネルを回していたら、この曲が流れてきました。

 おお、なんとも懐かしい。90年代の私は、70年代・80年代の歌謡曲および洋楽ロックを卒業して、完全にジャズとバロックに行ってしまっていました。よって、いわゆるJ-POPの走りの時代には疎いのですが、まあテレビやラジオや街で流れていたものはもちろんよく覚えています。

 で、大人になり、家内や娘たちの影響もあって、90年代の邦楽もあらためて聴くようになりました。あの頃は正直バカにしていたのですが、それはあくまでもこちら側の「若気の至り」であって、それなりに後世に歌い継がれる名曲もたくさんありますね。

 そういう意味では、この歳になって、新鮮な気持ちで(あるいは分析的に)当時の名曲を「初体験」できるのは、ちょっと得したような気さえします。

 で、この曲ですが、当時は単純な「1645(m-Ⅴ)進行」の曲だなあと思っていたら、今日聞いたら違ってた!

 酔っ払っててもそれがわかるようになったのは、まさに「老気の至り」、素晴らしいことです(笑)。

 そう、一部代替コードを混ぜてあるんですよね。全体としての統一感がありながら、微妙にスパイスが加わっていて、それが伸びやかなメロディーを彩っているのでした。それがこの曲の「飽きそうで飽きない」魅力なのでしょう。

 さあ、どこにそういう「小変化」を加えているか、じっくり聞いてみてください。

 J-WALK「何も言えなくて・・・夏」

 ちみなに典型的な「1645進行」と言えば、洋楽では「Stand By Me」、邦楽では「悪女」ですね。どちらも時代を超えた名曲。逆に言うと、あまりにクリシェなコード進行ですので、メロディーが魅力的でないと陳腐になってしまうということです。

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2023.01.08

災害時対応 自作ファンヒーター

Th_img_1051 た妙な自作アイテムを紹介します。

 災害時対応のファンヒーター(?)です。

 つまり、一般的な石油コンロに充電式の小型扇風機を取り付けただけです(笑)。

 しかし、これはかなりのスグレモノなんですよ!

 なにしろ、災害時、つまり停電時にも使えるというのが良い。

 東日本大震災の時、オール電化やエアコンはもちろん、ファンヒーターも使えなくなってしまい、寒さに震えた方も多かったのでは。

 ウチは、この石油コンロをたまたま先輩から譲り受けた直後だったので、本当に助かりました(先輩はオール電化にして大変な目にあった)。

 暖房器具としても、また煮炊きのコンロとしても非常に有用でした。もちろん点火は乾電池式ですので、コンセントは不要です。

 最近は一人で家にいることも多くなったので、基本暖房はこれだけ。燃費もいいし、このようにヤカンや鍋をかけられるので、乾燥対策にもよい。もちろんコーヒー飲む時にも重宝。

 さらに写真のようにキャンプ用の網を設置したので、火力が強すぎず、お湯や飲み物の保温にも使えるようになりました。けっこう直火だと強すぎるんですよね。網の上では、パンや餅を焼くことも可能です。

 ファンをつけたのは、単純に暖気を昨日紹介したワーキングスペースの方に向けるためです。コンロはそのままだと暖気が上に行ってしまうので。これがまたとても良い。最弱で回してちょうどいいくらいです。充電も数日持ちますし。

 ファンはクリップ式なので、夏はふつうに扇風機として使っています。

 なんとなく数年の間に災害がありそうな予感がします。皆さんもぜひ、石油コンロと充電式ファンを備えておいてください。充電式ファンはUSB電源としても使えます。

Amazon トヨトミ 石油こんろ 充電式クリップ扇風機 

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2023.01.07

エアロバイク一体型デスク

Th_-20230111-73702 Acerからこんなのが出ました。発電もできるとか、これって私のアイデアじゃないですか!w

  2年ほど前から、家でのデスクワークが増えまして、運動不足が懸念されるようになりました。

 そこで、私、自作したんですよ。昔買って倉庫に眠っていたエアロバイクに、これまた使われていなかった折りたたみテーブルの天板の部分を無理やりドッキングさせて、頭と体の両方に仕事させるワーキングスペースを。

 1年ほど使って、どうせならとダイナモまでくっつけて、プチ発電もできるようにしました。

 それと全く同じ発想のものを、大企業がこうして作って売るようになるとは。特許取ってとけばよかった(笑)。

 ちなみにそのワタクシのワーキングスペースは、あまりに散らかっているので、本当はお見せしたくないのですが、まあいいや、特別公開します。

Th_img_1050 猫のケージやトイレやタワーに囲まれている上に、配線がごちゃごちゃあったり、これまた自作の「ファンヒーター」(これは明日にでも紹介します)があったり、あまりにも混沌としていて、どこがなんなのかわかりませんよね(笑)。

 たまたまAcerのモニター使っています。さらにデスクにはスピーカー、キーボード、ライト、トラックパッド、コーヒーカップ、書見台などを乗せて使っております。

 一日中テキスト入力することもあるのですが、指を動かしている時は、必ずペダルをこぐようにしていますので、けっこうな運動量です(負荷最大に設定)。

 そのおかげか、昨夏、久しぶりの八ヶ岳登山をした際も、思ったより足腰に粘りがあって、自分でもびっくりしました。

 デスクワークが多い日本の職場では、これを導入した方がいいのではないでしょうか。いや、マジで。

 個人宅用にもおススメです。その場合は買うと高いので、やっぱり自作するのがいいでしょう。

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2023.01.06

ロシア軍がUFOを撃墜と主張

Th_-20230107-85449 日のUFOネタの続き。

 こちらはリアルな空飛ぶ円盤を撃墜した?という話。

 ロシア軍がUFOを撃墜と主張 オレンジ色に発光する謎の球形物体に対空ミサイル発射

 東スポの記事ですから信憑性が高い(笑)。

 いやいや、いつも書いていますように、案外本当のことを書いているのが、東スポとムーなんですよ。

 昔から本当のことは、物語にしたり、笑いにしたりして、カモフラージュして表現するものです。

 これは人間もそう。大真面目ぶっている人たち、たとえばアカデミックな世界の人や他の堅い職業の方々は、嘘か些末なことを発言しているにすぎません。真面目で厳しい学校の先生なんか、思考停止した最もひどい人種です(苦笑)。

 案外トンデモなことを言う人とか、ふざけているような人が本質を突いていたりする。よくあることですよね。

 さて、この東スポさんの記事も、案外シャレにならない内容ですよね。

 いつも思うのですが、なぜUFOは光るのでしょう。目立ちまくりじゃないですか。地球人でもステルスしてるのに。

 私が遭遇した(衝突した)UFOも、たしかに光ってました。あれ、今だったらドライブレコーダーにばっちり写ってたのに!

 単に目立ちたがり屋なんでしょうかね(笑)。

 一方で、これだけドライブレコーダーや監視カメラ、そして偵察衛星などが発達しているのに、なかなか写されないのも不思議ですよね。

 というか、自分のことを宇宙人だと言っているワタシが一番怪しいか(笑)。

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2023.01.05

『光を追いかけて』 成田洋一監督作品

20230106-95548 日、主題歌を紹介いたしましたこの映画。いろいろ心にしみる作品でした。

 まずリアルな秋田の今をとらえているところ。秋田の農村事情はカミさんからよく聞いています。

 カミさんの生まれ育った県南の山間地域でも、廃校、破産、夜逃げ、自殺は残念ながら日常的です。義父は長く農協の職員でしたから、闇の部分もたくさん見てきたと言います。

 一方、そうした現代的現実を覆う、秋田の「モノノケ」的世界、すなわち言語化(コト化)の難しい古来の霊的次元を、UFOというまさに天から飛んでくる unidentified な object で象徴していたのは素晴らしかった。

 これはたしかに外国の皆さんには魅力的に映るかも。そう秋田って、土方巽もそうですが、東京を飛び越えていきなり世界というところがあるんですよ。それでいいと思いますし、秋田の人たちもそういう発想を持ってもらいたいかなと。

 方言と共通語の使い分け方にも、土着のモノと都会のコトの境に揺れる心が上手に表現されていて面白かった。

 ちなみに、カミさんはネイティブなので、役者さんの秋田弁がホンモノなのかニセモノなのか、瞬時に峻別していました(笑)。

 それからなんというか、そういった地方性を超えてあまりにも強烈にノスタルジックだったのは、中学時代の「女性」観、いや女性「感」でしょうかね。

 たしかに思春期になって異性を意識すると、突然「女子」が「女性」になって、それはすなわち「男子」からすると、「宇宙人」になるっていうことなんですよね。

 どういう生態なのか、どうやってアクセスすればいいのか、まさに「未知との遭遇」体験になるわけです。

 多くの青春映画がそうであるように、この映画も監督自身のそういった体験のノスタルジー(絶対に取り戻せないモノ)から創造されたのでしょう。

 ちょっと思い出されたのは、違ったスタイルの「宇宙人」とのアクセスを描いた「この窓は君のもの」でした。屋根に登るシーンが共通だからでしょうか。そうそう、この作品で主演した榊英雄さんは、のちにあの頃の「純粋さ」を失って騒ぎを起こしましたね。それもまた象徴的です。

 あと最後に、意外にリアルだったのは、生駒ちゃん演じる先生でした。現場でたくさん見てきましたよ。経験が浅くてダメダメな若い女性の先生たち。

 心がこもっていない。こめ方がわからない。結局生徒自身の力で問題が解決してゆく…いや、実はそういう方が子供たちは成長したりするのです。つまり、逆にベテランこそはまる罠があるということです。

 

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2023.01.04

湯木慧 『心解く』

 

 ミさんのふるさと秋田にちなんだ曲です。

 秋田を舞台とした映画「光を追いかけて」の主題歌。映画については後日書きます。なんとも懐かしいいい映画でした。

 湯木慧(ゆきあきら)さん、中学時代からニコ動やツイキャスで活躍しはじめた歌手として、またフィールドをまたいだアーティストとして、「今」を感じさせる活躍をしておりますが、そうそう、先月ご結婚されたことを発表しましたね。

 なんでも、初めてつきあった方との結婚だとか。ある意味今風ではないかも。

 彼女の歌は、それこそ今風なボーカロイドの影響さえ感じる独特の節回しと純粋な声が特徴かと思います。地声とファルセットの入れ替わりの妙は、ある意味機械的ですが、ある意味ではまた民謡的でもあります。

 この曲でもその効果は絶大であり、あまり今風ではない秋田の田園風景と不思議にマッチしています。

 そう、最近、一周回って古いモノが妙に新しく感じられることが多いんですよね。これっておそらく、私が日本文化の循環、常若、らせん構造のサイクルを体感(心感)する年齢になりつつあるということなのでしょう。やはり60年ということですか。

 歌詞を聞けばおわかりのとおり、「心解く」は「こころほどく」と読めそうですが、実は「こころとく」なのでした。

 これも面白いですね。「こころとく」いう和語は古いもので、日本書紀や源氏物語にもその用例を見つけることができます。今風に言えば、こんな意味です。

 「わだかまりが解けて、気持ちがやわらぐ。うち解ける。気を許す」

 映画を観れば、なるほどです。古くて新しい言葉の使い方でしょう。天才。

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2023.01.03

みうらじゅんの『最後の講義』

 

 しぶりに再放送されましたので、家族で観ました。

 いやあ、本当にいいですねえ。人生の師匠です。

 「老いるショック」「自分はないので理想の自分を盛ればよい」「空あり」「空なし」「人は死ぬ」「自分なくし」「比較三原則」…。

 結局、仏教なのですが、それを現代に見事に落とし込んでいるし、ご自身も含めた小さな凡夫に対する圧倒的な愛を感じます。

 近代西洋的な「自我」がいかに自分を苦しめてきたか。学校でもついつい、「自分をしっかり持て」「自分に自信を持て」「自分に責任を持て」「自分に素直に」などとふざけたこと、すなわち言っている方からするととんでもなく無責任なことを言いがちですよね。

 ちょっと逆説的ではありますが、自分を諦めることこそが自分への最大の愛なのです。

 他者あっての自分、縁起している自分は、自分であって自分でない自他不二なのであって、それを自他に分けてしまうことこそ不幸の始まりです。そこには比較や競争、敵意が生まれます。

 みうらじゅんさんのように、自分の不確かさ弱さを笑って赦してもらえる人こそ、実は最強というか宇宙最適な存在なのでしょうね。

 私もそうありたいと常に思っています。素晴らしい講義をありがとうございました。

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2023.01.02

ロングコートダディ 『マラソン世界大会』

 

 正月ということで静岡の実家で親族とまったり。

 テレビでは延々と箱根駅伝往路が流れております。駅伝という日本独特の文化については、いつか書いたと思いましたが見つかりません。

 これは高校野球と同様にスポーツではありません。勝利者とともにその裏側にある敗者の悲劇に涙するのが日本人。

 それは先の大戦へのノスタルジーとも言えます。また、集団のために自らを鼓舞する個人という、いわゆる日本式社会システムの象徴でもあります。

 ですから、昭和が過去になった令和の今、高校野球と箱根駅伝は、夏と冬の風物詩として、つまり昭和的家族の一時的復権である盆と正月におけるノスタルジックな風習として旧態を(なんとか)維持しているのです。

 レコ大や紅白がほとんど死に体になっていることを考えると、スポーツという形を借りた物語空間がこうして生き残っているのは興味深い事実です。

 さて、そんな難しい話はいいとして、駅伝を眺めながら思い出したのが、昨年末のM-1グランプリのネタ。ロングコートダディの決勝1st Roundの「マラソンネタ」です(笑)。

 これを見てから駅伝を見直すと、ナレーションの物語が実に対照的で面白く聞こえます。スポーツの中継を超えた「物語り」ですよね。素晴らしい文化だと思います。

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2023.01.01

初夢をありがとう!(ムタ vs 中邑)

Th_-20230102-111503 様、本年もよろしくお願い申し上げます。

 今年は大きな変化の年です。コロナ禍やウクライナ戦争は序章。いや、大きな現実的厄災があるというような、表層的な危機感、恐怖心を煽るような話ではありません。

 私たちの精神、魂、霊性の変貌、改革、進化を迫られる年となるのです。

 そういう時は、静かにしていることが大切。自らの怒りや恐怖などの負のエネルギーは、芸術や芸能、神事などによって昇華してゆくべきです。

 そういう意味で、今日のこの「芸術・芸能・神事」は本当に象徴的でした。

 山梨は富士吉田が誇る天才レスラー武藤敬司の「悪の化身」グレート・ムタが、アメリカで大谷翔平よりも有名なアスリート、アーティストであるWWEの中邑真輔と最初で最後の対決。

 昨年亡くなったアントニオ猪木さんの薫陶を受けつつ、それを完全に乗り越え、そこからはみ出し、ともにアメリカで成功した新旧二人。

 先日紹介したRRRと同様、これは現代の神話です。

 結果、勝敗はどうでもいい。そこに表現される物語の力に感動しました。RRR同様、想定を超えた展開と結末。胸アツでした。

 武藤敬司という吉田のおっちゃんは、リアルでは「お米」の話ばかり(笑)。そんな俗っぽさと、この世界に通ずる次元の高いキャラクターとが、いとも簡単に共存しているところがすごい。

 これは大きなヒントです。変に修行して清廉な人間にならずとも、アセンションなんてしなくても、ちゃんと天とつながることができる。

 たとえばお金という悪神の力を、この試合でのシンスケのように逆利用して、悪神を退治することができる。なるほどでした。

 これが「荒魂」機能なのです。

 試合は紹介できませんが、シンスケ・ナカラムの芸術的な入場シーンをご覧ください。能や歌舞伎など様々な日本の伝統芸能の世界観でもあります。悪魔の楽器ヴァイオリンも素晴らしい。

 本当に素晴らしい初夢でした。夢を、奇跡をありがとう!

 

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