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2022.12.02

神一厘の仕組み(ドーハの奇跡再び?)

Th_newfilejpg 日はこれしかないですよね!

 サムライ・ブルーが死のE組1位通過で決勝リーグへ。強豪ドイツのみならずスペインをも逆転で破りました。

 本当に「キャプテン翼」の時代から考えると夢のような未来ですよね。本当に素晴らしい。

 今回の日本チームが世界に発信している「清らかさ」というメッセージについては、先日のドイツ戦後に書きました。

 清らかさと大和魂(グレートにこにこ)

 今日はこの快挙を純粋に喜ぶとともに、もう一つ宇宙的な視点で書いておきたいことがあります。

 上掲の記事ではあえて詳しく書きませんでしたが、サッカーの中に潜む「不吉なモノを相手の陣地に蹴り込む(不吉だから手で触れない)」という、ある意味いかにもヨーロッパ的な性質は、この大会でも「見られる」ように、帝国主義や植民地支配、そして大戦を生み出しました。

 今回、ヨーロッパとその植民地だけでなく、アジア諸国が活躍してくれたことは、いよいよ19世紀20世紀的な世界史が終わることを象徴しているとも言えましょう。

 仲小路彰が言うとおりです。ヨーロッパは自己矛盾によって弱体化していく。アジア・ニヒリズムはヨーロッパを苦しめることとなり、結果としてアジア・太平洋に新しい文明が起こる…。

 ベスト8を新しい景色の目標とする日本ですが、実はその先にも明るい未来が広がっているかもしれません。旋風はすでに巻き起こっています。

 今日もきっと、選手、サポーターの皆さん、場を清めてくださったことでしょう。いろいろ言われていますが、五輪があり、そしてワールドカップがあり、春にはWBCがあり、近く万博もあります。スポーツを含む文化は、日本にとっては神事なのです。

 三苫選手のあの髪の毛一本の折返し、まさに「神一厘の仕組み」でしたね。

 人間にとっての奇跡は、神にとっては予定どおりなのでした。

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