シンギング・リンとタング・ドラムの共演
今年のワタシの音楽活動はいろいろありました。多彩なジャンルのプロフェッショナルの方々との出会いもあり、新たな挑戦をすることができました。
その一つがシンギング・リンとの共演です。以前、私のシルク・ヴァイオリンとの共演の動画を紹介しました。
今回の動画では、私はタング・ドラムを演奏しています。まあ、演奏というほどのものではありませんが。
たまたま私が購入した格安タング・ドラムが、しずくちゃんの演奏するシンギング・リンとピッチがぴったりでして(めったにない)、即興で共演してみましたところ、なかなかお互い刺激的な掛け合いでできました。
この動画はそのうちの一つ。30人以上の方が私たち二人の周りで寝転がって音を浴びておりました。お聞きのとおり、中にはいびきをかいて寝てしまう方もいらっしゃる(それで良い)。
そのいびきもまた、その時にしか生まれない呼吸の音なわけでして、演奏中もそんなに気にならないものです。
シンギング・リンは多彩な倍音を発音可能ですが、メロディアスな旋律の表現は苦手。そこをタング・ドラムで補うことによって、1時間弱の「楽曲」に変化をもたらすことができます。
最近は、シルク絃を張ったヴィオラ・ダ・ガンバでも共演させていただいております。自分で言うのもなんですが、これもなかなか良いのですよ。
来年はもう少し実践を積んで、いろいろなところで披露できるようにしたいと思っております。
シンギング・リンによる音浴(おんよく)は、今までの音楽的体験とは明らかに違います。無意識に働きかけるというか、いわゆる瞑想や座禅におけるゾーンへの誘導の役割もあります。
また聴く人の心身だけでなく、その場自体を調整する機能もあるようです。日本発の新しい音世界として注目です。
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