釈迦に説法
この日は西東京市で講演。いつもどおり話があっちこっち行ってしまいましたが、楽しんでいただけたようで幸いです。
学校で生徒の前でしゃべり倒していた頃はあまり気にしなかったのですが、最近多くの大人の方々を前にお話する機会を頂戴し、それと同時に増えているのが「釈迦に説法」が後で発覚するという事件です。
今回も歴史的なご当地ネタとして、ある氏族の話をエラそうにしゃべっていたら、なんと東大で歴史を学んだというまさにその氏族のご子孫の方がいて、思わず赤面してしまいました。
こういうこと、ホントよくあるんですよね。まさに「釈迦に説法」「孔子に論語」「河童に水練」だったと。
それでは今後は気をつけようと思うかというと、そうではないところが私の困ったところ(笑)。
私の話す内容は本やネットにはない情報がほとんどですので、実は釈迦や孔子、河童の皆さん、けっこう面白がってくださるんですよね。今回もそうでした。
そう、私は全く学問的な手法とは違う情報収集手段を持っているので、たしかに彼らにとっては未知の情報、すなわち「モノ」であるわけです。ですから私の「物語」に興味を持ってくださる。
また上から目線で申し訳ないのですが(宇宙人だから仕方ない?)、ホンモノの「釈迦」や「孔子」は案外「説法」や「論語」を受け入れてくれるんですよ。経験的に、超一流の人たちはみんなそう。
逆に、二流はもちろん、世間で一流と言われている人でも、ムキになって反論してきたり、バカにしてきたりする人もいる。
かつてはそういう人の方が多かった。しかし、最近はだいぶ私のような変人の言説を受け入れてくれる、興味を持ってくれる人が増えてきたような気がします。
最近のワタクシ、年長の男性に大変好かれる傾向があるのですが、それはおそらく彼らが人生の達人になっているからであり、またそうした達人が増えてきているからではないかと感じます。世の中が変わろうとしているのでしょうね。
というわけで、全く反省することなく、今後も「釈迦セポ」し続けていきたいと思っています。よろしくお願いします。
あっ、ちなみに比喩的な意味ではなく、仏教の祖「釈迦」にもモノ申し上げていきますよ。
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