桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎 『時代遅れのRock’n’Roll Band』
今年の紅白の最高パフォーマンスは、このおじさんたちだったのではないでしょうか。
ワタクシたちの世代からすると、憧れのお兄さん、先輩たちと言った面々。
まさかあれから半世紀近く経って、こんな共演が観て聴けるとは、当時はもちろん、ついちょっと前でさえも思いもしませんでしたね。
それぞれが一つの時代を築き、そして現役でまだまだ頑張っている男たち。
ジャンルや表現は違えど、やはり洋楽の影響を強く受け、そしてギターをかき鳴らしながら、日本人にとってのロックやポップスとは何かを問い続け挑戦し続けた男たち。
かっこよかった。時代遅れ、ダサいというのは半分は冗談であり、今の音楽界、ある意味今日の紅白の内容に対する抵抗でもあったことでしょう。
時代遅れ…これは深い言葉です。なぜなら、時代遅れと言われるほどに「未来」に生き続けた存在、音楽なのですから。
全く忘れられてしまったものには「時代遅れ」という称号は与えられません。そして、時代遅れであり続けると、いずれそれは「古典」になっていく。
彼らの下の世代である私も、大いに刺激を受けました。
原由子さん、大友康平さん、そして若い世代としてハマ・オカモトさんが手伝ってくれたことも嬉しいかぎりでした。
令和4年最後にいいモノを体感しました。ありがとう!
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