モーツァルト 『フルート四重奏曲ニ長調』 (クイケン・カルテット)
地元のアンサンブル…とはいえ、みんな外から来た人たちですが…で次にやる曲がこれです。
私はヴィオラを担当いたします。
この曲と言えば、究極の名演奏、クイケン・カルテットの録音がありますね。若いころからそれこそレコードが擦り切れるほど聞きました。
あまりモーツァルトには食指が動かない私ですが、この曲集は本当に素晴らしいと感じてきました。
モーツァルトらしい楽天的な響き、凝りすぎずあっさりしすぎず、各楽器がよく鳴る全体のバランスの良さ、特に演奏しているとよくわかりますね。
というわけで、今回皆さんにシェアしたのがこの動画。クイケン兄弟による貴重な演奏映像。ヴィオラはだれでしょうか。
あらためてクイケン三兄弟はすごいですねえ。それぞれの楽器の頂点を極め、未だに彼らを凌駕するのは難しい。そして、この兄弟ならではの親密なアンサンブル。
古楽の復興というような狭い話ではなく、彼らが未来の音楽家に与えた影響は本当に計り知れません。
今回はモダン楽器での演奏ですが、メンバーにはこのような雰囲気を目指していただきたいと思っております。というか、まず自分がしっかり練習しないと。古典派苦手なので。
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