清らかさと大和魂(グレートにこにこ)
今日は東京赤坂にて講演をさせていただきました。
冒頭でお話したのは、昨日のサッカー、ドーハの奇跡についてです。
サッカーの起源と性質が、実はヨーロッパ的な汚れの波動を持っていること、そして日本のサッカー選手たちとサポーターたちが掃き清めていること。
ある意味私らしい(?)宇宙的視点からの解説をいたしました。面白かったでしょうか。
「清らかさ」こそ、日本古来の最高の価値観であります。神道の根幹は「清浄」にあります。
日本がワールドカップサッカーを通じて、汚れ果てた世界に清らかなメッセージを送っていると見ると面白いですね。
さらにサッカーのみならず「戦い」の場で称揚される「大和魂」という言葉。
これもまた一般には間違った捉えられ方をしています。
「清浄」を国粋主義、軍国主義的な、国家のために命を捨てる覚悟として利用し始めたのは、近代になってからです。
本来「大和」とは、大いなる「和」ということ。
「和」とは、最もわかりやすく説明すると「にこにこ」になります。実際、「にこ」に漢字を当てると「和」なのですよ。
ですから「大和」とは「グレートにこにこ」なのです。
「清らかさ」が生む「にこにこ」こそが、本来の「大和魂」なのでした。
勝って歓喜に湧いたあと、あのように感謝をもって「場」を清めることにより、相手チームや相手サポーターはもちろん、世界中の人たちの心をも清め、そして微笑ませる…本当に素晴らしいことだと思います。
これこそ「事向け和す(ことむけやはす)」ということです。「こと」とは「言葉」のことではありません。言動の向こう側にある「意識」なのです。
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