« 比叡山延暦寺の護良親王碑 | トップページ | 法華経は誰のための教えか »

2022.11.21

バッハ 『幻想曲ト長調(BWV 572)』

 

 れはぜひヘッドフォンで聴いてほしい。私はこちらのヘッドフォンで聴きましたよ。すごい。

 比較的若い頃の作品とされており、たしかにバッハ的というよりブクステフーデ的ですよね。両端の部分はその若さのエネルギーがほとばしっていますが、中間部の対位法はさすがバッハという感じ。すでに師匠を超えていますね。

 この曲を初めて聴いたのはシンセサイザーの演奏でした。そう、伝説の「デジタル・バッハ」ですよ。

 これについては、王仁三郎のいたずらで本当に不思議な出会いがありました。

 その顛末については、以下の記事に書いていますが、そこにもこの幻想曲について書いていますね。若きワタクシにとって、それほどに衝撃的だったということです。

 デジタル・バッハ

 デジタル・バッハ(その後)

 そして、それをいよいよYouTubeで聴けるようになりました。ぜひお聴きください。

 

 

 最後に楽譜を目で追いながらお聴きください。中間部最後の低音の上昇と降下は、視覚的にも昇天と復活という感じがしますよね。

 

|

« 比叡山延暦寺の護良親王碑 | トップページ | 法華経は誰のための教えか »

音楽」カテゴリの記事

歴史・宗教」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 比叡山延暦寺の護良親王碑 | トップページ | 法華経は誰のための教えか »