バッハ 『幻想曲ト長調(BWV 572)』
これはぜひヘッドフォンで聴いてほしい。私はこちらのヘッドフォンで聴きましたよ。すごい。
比較的若い頃の作品とされており、たしかにバッハ的というよりブクステフーデ的ですよね。両端の部分はその若さのエネルギーがほとばしっていますが、中間部の対位法はさすがバッハという感じ。すでに師匠を超えていますね。
この曲を初めて聴いたのはシンセサイザーの演奏でした。そう、伝説の「デジタル・バッハ」ですよ。
これについては、王仁三郎のいたずらで本当に不思議な出会いがありました。
その顛末については、以下の記事に書いていますが、そこにもこの幻想曲について書いていますね。若きワタクシにとって、それほどに衝撃的だったということです。
そして、それをいよいよYouTubeで聴けるようになりました。ぜひお聴きください。
最後に楽譜を目で追いながらお聴きください。中間部最後の低音の上昇と降下は、視覚的にも昇天と復活という感じがしますよね。
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