ニルス・ラングレン 『Silent Way』
歌うように、語るように楽器を演奏できる人シリーズ。
スウェーデンのトロンボーン奏者、ニルス・ラングレン。この人のノン・ヴィブラートの澄んだ音、幅の広い表現は、バロック・ヴァイオリン弾きの私も常に参考にさせていただいています。
この人は実際、ヴォーカリストとしても大変素晴らしく、喉と楽器を交互に操る天才的な人なのですが、この「サイレント・ウェイ」では、トロンボーンだけで歌い、語ります。
まあ、とにかく聴いてみてください。
いやあ、美しいですねえ。
普段はジャズというより、ファンクやR&Bでの活動が多いニルス。彼のファンク・バンドは全員ヴォーカルができます。
いかに彼が「歌」と「楽器」を同列にとらえているかがわかりますね。
このコンサートも全員のプレイ&シングが圧巻です。
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