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2022.10.13

ヴィタリ・クープリ 『Extreme Measures』

 日から某音楽スタジオにて合宿です。

 とはいえ、私は楽器を演奏するわけではなく、お話&個人セッションのお役目を頂戴いたしまして、大変充実した時間を過ごさせていただきました。

 そのスタジオはあの名曲も生まれた聖地なのですが、ずいぶん昔に私もそこでレコーディングさせていただきました。

 それはクラシックとロックの融合を目指すような謎の楽団だったのですが、あれはあれで面白かったなあと懐かしく思い出す次第です。

 そして、クラシックとロックの融合ということで、今大変なことになっているウクライナ出身の天才ミュージシャンの曲を久しぶりに聴いてみました。

 ヴィタリ・クープリ(Vitalij Kuprij、ウクライナ語: Виталий Куприй)、ご存知ですか?

 今、彼はアメリカで活動しているのでしょうかね。キエフやアメリカでピアノを専攻し、クラシックのピアニストとしてそれなりの評価を得ていたのですが、ロック(特にメタル)に出会ってしまい、超絶技巧を生かした独自の世界を作り上げました。

 そんな彼が1998年に発表したソロ・アルバムがこれです。まあとにかく聴いてみてください。カッコいいですよ!

 実際、ロックとクラシックが融合しているというか、同居していて痛快ですね。もともとメタルってオンタイムなディヴィジョンが主体なので、非常に近代ヨーロッパ的、すなわちクラシック的なんですよね。コード進行もコテコテですから、それはバロック的とも言えますし。

 

 

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