言語・文学・国語教育(ひろゆき・羽田圭介・成田悠輔)
最後は「岡田斗司夫」。いやあ、最高に面白い神回でしたね。
言語、文学、国語教育…ある意味私の専門分野ですが、こういう議論ができる人が周りにいなかったので大満足です。
もう30年も前から、「国語科は言語(日本語)と文学にわけ、文学は音楽や美術、書道などと同じく芸術科目に入れるべき!」と吠え続けてきた変人の話も、この3人だったら納得して聞いてくれそうです(笑)。
言語の持つ抽象性、限定性、ラベリング性と、だからこそその向こうに広がる「メタバース」性について、これほど深く、しかし酒飲みながら軽いノリでやっちゃうことこそ、新しい「批評」の現場だと思いましたね。
岡田斗司夫さんも山田五郎さんもそういうことだと思います。新しいポップな「批評」。
いや、たぶん「近代批評」が「近代文学」に乗っかる形で「カッコつけ」になっていただけでしょう(笑)。
本来、自由民主主義的な批評というのは「酒場的」な何かであるべきで、そういう意味では、文学(小説)と同様に「批評」もまたアカデミックとは敵対関係にあるべきなのでしょう。
私も今後、こういう「場」を作っていきたい。いろいろな人たちと酒飲みながら楽しく議論したい。
皆さん、ぜひやりましょう。私は全方位、全分野OKですので。お声掛けください。
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