lofi hip hop radio
今日はまたまた違ったジャンルの音楽を。
ただ、昨日の島津亜矢さんと共通するのは「日本的」というキーワードです。
今や、日本以外(!)の世界中で人気な「日本的」なChillサウンド。
たとえば、登録者数1100万を超えるこの「Lofi Girl」さんの「lofi hip hop radio」をお聞きください。
これが、実は世界が感じる「日本」なのでした。面白いですね。どこか懐かしげなダウンビートな音楽。音質はアナログ的で、まさにHi-Fiの反対側。
そして、ジブリ風な女の子のアニメ。日本人でさえ、どこか懐かしさを感じるから面白いですね。
このLofi Girlさんもどこの人なのかわかりません。同様に、「サクラ」とか「ショウグン」とか「サムライ」とか、いかにも日本風な名前で活動しているこの界隈の方々はほとんど外国人。日本人はいないのでは。
無国籍…もしかすると、それこそ古来の日本を象徴しているのかもしれません。もともと世界中の文化、特に音楽を受け入れ、消化し昇華してきた我が民族の歴史。
それが逆にこのようなある種のオリエンタリズムをもって逆輸出され、また再び逆輸入されようとしている。このような生命的、有機的な循環こそが、日本人の最も好む世界観なのかもしれません。
このChillヒップホップは、2010年に36歳で交通事故死したNujabesさん(日本人)がルーツと言われています。夭逝の天才が残した種が、今世界中で開花していると思うと感慨深いものがありますね。
数年後、私に時間的余裕ができたら、ちょっとこういう音楽を制作して配信してみたいなとも思います。けっこうこういう循環系の音楽を創造するのは得意ですので。はたしてその日は来るのか? そして、その時、私はどんな名前で活動するのでしょうか。
| 固定リンク
「音楽」カテゴリの記事
- 藤井風 『若者のすべて』(志村正彦)(2025.02.04)
- ラモー 『優雅なインドの国々より未開人の踊り』(2024.08.12)
- ロベルタ・マメーリ『ラウンドМ〜モンテヴェルディ・ミーツ・ジャズ』(2024.07.23)
- まなびの杜(富士河口湖町)(2024.07.21)
- リンダ・キャリエール 『リンダ・キャリエール』(2024.07.20)
「文化・芸術」カテゴリの記事
- いかりや長介と立川談志の対話(2024.08.19)
- 九州人による爆笑九州談義(筑紫哲也、タモリ、武田鉄矢)(2024.08.18)
- 全日本プロレス祭 アリーナ立川立飛大会(2024.08.17)
- 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 武内英樹 監督作品(2024.08.16)
- ラモー 『優雅なインドの国々より未開人の踊り』(2024.08.12)
「歴史・宗教」カテゴリの記事
- 九州人による爆笑九州談義(筑紫哲也、タモリ、武田鉄矢)(2024.08.18)
- 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 武内英樹 監督作品(2024.08.16)
- 【厳秘】大戦終末に関する帝国政府声明の骨子(その3)(2024.08.15)
- 【厳秘】大戦終末に関する帝国政府声明の骨子(その2)(2024.08.14)
- 【厳秘】大戦終末に関する帝国政府声明の骨子(その1)(2024.08.13)
コメント