清里のそば屋 『忘れ路』
今日は用事があって、八ヶ岳山麓は海の口の別荘地に行ってきました。
富士山は朝20度くらい、途中甲府盆地は27度、そしてお昼前に八ヶ岳高原に着くと22度。
お昼すぎ帰りの甲府盆地はなんと35度!夕刻の富士山麓はまた23度くらいと快適。冬以外はやっぱり山がいいなあ。
さて、このブログではあまり飲食店をおススメしないのですが(なぜならあまり舌に自信がない)、今日は帰りに立ち寄った清里のおそば屋さんを紹介します。
うどんかそばかと聞かれれば、圧倒的にそば派であるワタクシ。地元吉田のうどんはどちらかというと苦手です(硬い、すなわち塩分が多すぎて)。
で、比較的おいしいおそばをいろいろなところで食べているのですが、ここ「忘れ路」のそばは、おいしいというのとはちょっと違う次元で心に残りました(写真はネットから拝借します。具材は実際と違いました)。
そう、吉田のうどんみたいな存在感ですね。ある意味田舎風な雑味があるというか。
二八の手打ちですが、そばにしてはゴロゴロしている。太くて硬いし、ツルツル食べるというより、よく噛んで食べないといけない感じ。うん、まさに吉田のうどんだ。
今日は夏限定のぶっかけを頼んだのですが、のっている「おかず」がユニークでした。各種天ぷらはいいとして、なぜかウインナーとキャベツの千切りサラダ。
いろいろ不思議な感じがしました。もちろん、おいしいと言えばおいしいのですが、いい意味で雑というか大胆というか。
山梨はほうとうもそうですが、雑で大胆ですよね。そういう食文化なのでしょう。繊細さは正直ない。
地方から来た方々には、それが物珍しく感じられるでしょうし、旅の醍醐味というか思い出になるのでしょう。
そばでそういう風情を感じたのは初めてでした。まあ地元と言えば地元なので旅ではないのですが(笑)。
お店の佇まいも、そばと同様印象的でありました。なんだかんだまた行ってしまいそうな予感がします。
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