羽賀ヒカル怒る!? 『メディアの闇を暴く』
神社チャンネルの羽賀ヒカルさん、最近気合い入っていますね。これは「怒り」でしょう。
もしかして、オニさんの耀わんでお水飲んだから?(こちら参照)
いやいや(笑)じゃなくて、本当かもしれませんね。ここのところ耀わんのお水を飲んだ方々の変容ぶりがすごくて、ちょっと怖いくらいです。あの人もあの人も。
まさに「闇を暴く」人たちが増えています。そして、「闇」から足を洗う人たちも。
世の中、現世というのは実はわかりやすくて(つまり全然陰謀ではなくて)、批判されたり攻撃されたりする人こそ、正しいことをやっているのです。
そしてホンモノはその攻撃すら「言向け和し」てしまう。これからの時代は必ずそういう方向に進んでいきます。相手の敵意を愛に変換してしまうのです。
もともと敵意、悪意というのは「自己愛」に基づくものです。おわかりになりますか。戦争でもそうです。つまり元は「愛」のエネルギーなのです。
それをこちらも「自己愛」で敵視してしまうと、これはもう衝突と破壊しかありません。お互いに刺し違えてしまうだけ。
イエスの語った「汝の敵を愛せよ」や「右の頬を打たれたら、左の頬をも差し出せ」というのは、単なる「赦し」の推奨ではありません。
相手の利己的な敵愾心を、愛の力で言向け和せということなのです。
右の頬を打たれたということは、右利きの人に裏拳で殴られたということです。これは、殴る方は表拳(?)で殴ることは汚らわしいので裏拳で殴ったということ。これは奴隷に対する態度です。
その打たれた奴隷が左の頬を差し出すということは、表拳で殴れということです。そこで思わず表拳で殴ってしまったら、両者の関係は対等になってしまいます。
つまり、相手の攻撃性を利用して、その奥に潜む全てが平等な「愛」の世界に気づかせなさいという教えなのです。
さて、話を戻しますが、最近の羽賀ヒカルさんの「怒り」に似た激しさは、まさに利他的な「怒り」であり、利己に対する「怒り」です。
すなわち全ての「怒り」は「愛」に基づいているということ。その「怒り」の本質に気づくことこそ、衝突のない和合した世界への第一歩です。
お釈迦様は「怒り」を最悪の煩悩として諌めていますが、ある意味それは間違いです。10年前、私はこんな記事を書きました。
怒りが革新、進化のエネルギー、すなわち生命エネルギーの根幹にあるのも事実でしょう。しかし、利己的な怒りの連鎖はいけません。また、利他的な怒りが利己的な怒りを言向け和すこともあるでしょう。
そう考えていくと、孔子が弟子の顔回に対して言った言葉は深い。
「怒りを遷(うつ)さず、過ちを貳(ふたた)びせず」
なるほど。
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