ラパン LC
う〜ん、こう来たか!!
やられたなあ。かつてLC10に乗っていた者としては、これは欲しいかも。
大学時代、同じアパートの友人がフロンテSSを買いましてね、アパートの住人みんなでいろいろいじって楽しんでいたんですよ。
私は当時、初代アルト4サイクルに乗っていました。つまり軽自動車新時代がすでに幕開けしておりまして、すでに発売から15年以上経っていたフロンテ360LC10はかなりクラシックな存在でした。
RR2ストローク空冷3気筒エンジン。タコメーターは0〜3500rpmと7500〜8000ppmがイエローゾーン、8000〜10000rpmがレッドゾーンという、今では考えられないレーシングカー並みのピーキーなエンジンでした。
だからこそ操るのが難しく楽しかった。だいたい発進の際、4000回転以上エンジンを回さないと走り出さないわけですから、まあ近所迷惑でしたよ(笑)。
松姫峠越えに挑戦して、しっかりオーバーヒートし、みんなで沢の水を汲んできて急遽「水冷」にしたりしたのも良い思い出です(笑)。
まあ、そんな昭和男性的なLC10とは性格は全く正反対なアルトラパンにLCが帰ってきたわけです。もちろん、それは顔、すなわちフロントグリルのデザインだけですが。
昔のカッコイイが今のカワイイになるというのは面白い文化現象ですよね。日本独特かもしれない。いろいろな分野で見られます。
私もいい歳になって、さすがにフロンテSSのような車に乗りたいかというとやはり否。かといって、ラパンとなるとそれも否。ということで、もしかすると家内が乗るかもしれません。かなり気に入っているようですし。
たしかに内装も含めてよくできていますよ。最近のスズキのデザイン力はなかなか優秀。持ち前の軽量化技術、量産技術と相まって、男女問わず安定した人気を誇っています。いかにも日本的な世界ですから、これからも頑張ってもらいたいところです。
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