ロバート・ヒル(チェンバロ)が弾くアート・テイタム
今日は、紅白にも出場した憧れの歌手の方が、突然遊びにいらっしゃいました。注目している若手俳優さんもご一緒で、さらにビックリ。
もちろんある方からの紹介だったのですが、昨夜突然ご本人から電話がかかってきて、「スケジュールが空いたので遊びに行きます!」という超展開。山口家はいったいどうなっているのか…自分でもよくわかりません(笑)。
2時間ほど濃いお話をさせていただきましたが、やはり音楽はジャンルで分けない方がいいなと思いました。それは芝居にも当てはまります。
ついつい後付けのジャンルにとらわれてしまい、自由な表現を見失ってしまうのは、プロの世界でもよくあることですね。
さて、そんな余韻に浸っていたところ、ロバート・ヒルさんのジャンルを超えた素晴らしい演奏が公開されていたので、ここに紹介します。
様々な鍵盤楽器を演奏し、さらに電子音楽にまで手を伸ばし、古典作品を換骨奪胎してしまう自由人。いや、これこそ本来のアーティストのあり方なのではないでしょうか。そういう意味で尊敬しております。
で、今回は、ジャズの大御所アート・テイタムのピアノ演奏をチェンバロにて再現してくれております。完コピかというと、決してそういうわけではなく、チェンバロの特性を活かし、また特にフランスバロックの演奏様式を意識して(たぶん)、現代風…いやいやバロック風に料理してくれています。
いやあ、これはいいですねえ。チェンバロとジャズも案外相性がいいかも。
もとの演奏もいちおう聴いてみましょうかね。アート・テイタムは神です。視覚をほとんど奪われていたのに、いやだからこそのこの豊かで自由な音世界。
それこそ、楽譜という枠組み、あるいはシナリオという枠組みから、いかに自由になれるかというのも、プロの表現者の一大テーマでありましょう。
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