バッハ 『幻想曲とフーガト短調』弦楽合奏版
大バッハの大フーガ。この曲には高校時代にずいぶん魅了されました。
ソフィア・ゾリステンが静岡に来て、この曲の弦楽合奏版を演奏しまして、それを生で聴いたのがきっかけでした。
それで自分たちの弦楽合奏部でも演奏したくなり、私が編曲しましたっけ。フーガだけですけどね。
そのソフィア・ゾリステンのレコードが、ちょっと見当たらなくなっているのでネットで探したのですが、やはりなく、その代わりにこの演奏の動画を見つけました。これが良い!のです。
このスロヴェニアの楽団、いい音していますね。モダン楽器ですが、古楽器の演奏法も勉強しているようです。
少し難解なファンタジアと分かりやすいフーガの対比がいいですね。実験性とポップ性を兼ね備えたとてもモダンな曲だと思います。
バッハのこの曲の演奏を聴いた、大先輩ラインケンは大変感動したと伝えられています。なにしろこのフーガのポップなテーマはオランダの民謡が元になっているそうですから、それは嬉しかったでしょう。
この名曲に魅了されたのはラインケンや私だけではありません(同列に並べるなってw)。ストコフスキーの管弦楽版も有名ですし、リストのピアノ版もいいですよね。
そして、この大規模な作品をヴァイオリン1本で弾いてしまった人もいます。これはすごい。大バッハもさすがにビックリでしょう。
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