THE GOOD-BYE 『Special ThanX』
更新が遅れております。今日は6日ですが、ようやく朝の時間が取れましたので、まとめて書きます。
この日は加賀八郎さんの命日。THE GOOD-BYEのベーシストさんです。9年前55歳の若さで亡くなってしまいました。
野村義男さんを中心とするTHE GOOD-BYE、最近その再評価が著しく、再発されたCDの売上げも好調と聞きます。
また、かつてのファンたちはもちろん、一部の若い人たちの中にも、彼らのアーティスティックでハイセンスな楽曲は人気です。
たのきんトリオは私と同世代。私が中3の時、ちょうど3年B組金八先生が放映されていましたからね。
特によっちゃんとは同い年ということもあって、3人の中では最もその音楽、特にギターを聴いてきました。
もちろん、浜崎あゆみのギタリストとしても、その素晴らしい音を繰り返し聴きました。
そのTHE GOOD-BYEが、30年ぶりに2019年に製作したアルバムがこちらです。
これがですねえ、私にはドツボだったのですよ。
ビートルズを核とするブリティッシュ・パワー・ポップが大好きな私には本当にたまりません。これほどアルバム全体を通してカラフルなポップ性を堪能できたのは、ELO以来ではないでしょうか。
最初に聴いた時の感覚は、まさにELOの新作を聴いた時と同じワクワクでした。
まあ、それもそのはず、THE GOOD-BYEのブレーンは、日本のジェフ・リン(と私は思っている)、ビートルズ・フリークの川原伸司さん。平井夏美、羽佐間健二、Paul Wilson とも称して名曲を生み出してくれている天才音楽プロデューサー・作曲家ですね。代表作は松田聖子さんの「瑠璃色の地球」。
このアルバムも川原さんがプロデュースしています。ですから、ビートルズ味も随所に感じられますし、派生的というか系統的にフジファブリック的な瞬間もあったりして実に楽しい。
野村さん、曽我さん、衛藤さんのその演奏、コーラスワークもお見事。細部に注目しているといろいろ発見があり、何度聴いても飽きません。
ぜひ皆さんもこの隠れた名盤をご堪能ください。
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