神社・お寺での祈り方〜正しい「お願い」の内容とは
忙しさが続いております。
想定外の仕事が舞い込むことが多く、それは本当に有り難いことであります。
自分から企画したり、思いついたりすることは全くなく、どなたかが持ち込んでくれる案件ばかり。それらはすべて引き受けます。頼まれた仕事は断らない…というのがモットーです。
富士山合宿(大人の修学旅行)もそうですね。私は全く宣伝、募集をしておりません。先週の合宿にも34名の方が参加してくださりました。うち30名は初めましての方々。
そんな皆様にも申し上げましたが、神社やお寺でのお祈りのしかたについて、ワタクシの考え方がありまして、今日はそれをここにシェアさせていただきます。「想定外の仕事」につながりますので。
皆さんは、神社仏閣を訪れた際、どんな祈り方をされますか?
祈り方というか、どんな内容を神さま仏さまにお伝えしますか?
そう、祈りのスタイル、流儀は人それぞれでいいのです。正しい参拝方法というのはありません。
問題は、手を合わせて目を閉じている時に、どんな言葉を心の中で発しているかということです。
次のような例は、間違っているとは言えませんがベストではないと、私は考えています。
・(自分が)〜しますように(お金持ちになりますように・健康になりますように・合格しますように 等)
・(他者が)〜でありますように(世界が平和でありますように・家族が健康でありますように 等)
あるいは「感謝」の気持ちを伝えるだけという人もいるかもしれません。実はそれもあまりよくありません。
では、どうすればいいのか。
これは実は相手の立場に立って考えてみると分かりやすいのです。すなわち、神仏の立場になってみる。
神様は個人的なお願いを聞いているヒマはないほどにお忙しい。そう、自分がとっても忙しいとして、自分の前に現れた人になんと言われたら嬉しいか。そう考えるのです。
答えは一つでしょう。こう言われると嬉しくて、ぜったいにその願いを叶えてくれます。
「どうか私を使ってください。私になんでも仕事を与えてください。なんでもしますから、なんでも言ってください」
これは効果てきめんです。すなわち100%ご利益があります。なぜなら神仏はこう思うからです。
「うわぁ、まじ? めっちゃ助かる〜。じゃあ、悪いけど、これとこれとこれやっといてくれる? ホント助かる。ありがとね!」
そう、神さま仏さまに「感謝される」のです。これこそ正しい「お願い」です。
都合のいい時(悪い時?)だけ、ちゃっかり自分の願い事を言いにくる人が大量にいるとしたら、皆さんどう思いますか。正直、もういい加減にしてくれ、自分でなんとかせい!とか思っちゃいますよね(笑)。
そういうことなのです。
ですから、私はいつもどこをお参りする際にも、どうか私を使ってくださいと申し上げます。そうすると、すぐに仕事が来ます。想定外の。それを有り難くさせていただくのです。
先日の合宿のあと、さっそく皆さんそのようにお祈りしたところ、さっそくいろいろな仕事が舞い込んできたと報告をいただいています。
これは本当に効果てきめんですので、ぜひ試してみてください。その代わり覚悟も必要ですよ!
あと重要なのは、自分に合った神社仏閣を見つけることです。やはりそれぞれの神仏のお仕事の分野というのがありますから、やたらな人には仕事は任せてくれません。
そこのところは、いろいろ勉強も必要でしょうし、能力のある方のアドバイスも必要かと思います。
ちなみに私の合宿では、それもはっきりお伝えいたしますよ。ぜひおいでください。興味を持った方はメールください!
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