ザ・ビートルズ 『バック・イン・ザ・U.S.S.R.』
仲小路彰が1950年代に書いた重要文書を読んでおります。
当時のソ連の未来を予測した本ですが、まさに今の状況が書かれており驚愕しております。
さて、これは1968年の作品ですが、あらためて今聴きますと、歌詞がシャレになりませんね。ウクライナの女、我が心のジョージア(グルジア)…。
レコーディングでポールがリンゴのドラミングにケチをつけ、リンゴが一時脱退してしまい、また「レボリューション」も同年発表ということで、ビートルズが共産主義者だというウワサも立ったりして、まあ、けっこう危なっかしい作品ですね。
音楽としては、なかなかシャレたロックンロールですよね。純粋にカッコいい!
言うまでもなく、チャック・ベリーの「バック・イン・ザ・USA」のパロディーですけど、結果として「back in the US…」連呼のところのタメが曲のキモとなっていますね。
ポールが2003年にモスクワ赤の広場で演奏した際には、プーチンも聴きに来ました。今、まさにソ連に回帰しようかというロシアの状況を考えると、なかなか未来的な曲だということがわかります。
歌詞の雰囲気を知るためには、やはり日本語で歌ってもらわねばならないでしょう(笑)。これはこれでカッコいい!
日本人によるカバーといえば、これを忘れてはいけません。柳ジョージ所属の幻のブルース・バンド「パワー・ハウス」が1969年に出した作品。このアレンジはすごいですね。カッコいい!
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