C.P.E.バッハ 『ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタニ長調』
旅から帰ってきまして、さっそくヴィオラ・ダ・ガンバを猛練習(?)しております。
40年に及ぶイメージトレーニングのおかげで、案外いい音が出て…るかな?
とはいえ、ボウイングの細やかな加減やフィンガリングのコツはよく分かりません。チェロとヴァイオリンと胡弓の応用ですからね。逆にそこから脱却しなければならないのが至難の技です。
ところで、あらゆる分野で私のよくやる方法(つまり宇宙の学習メソッド)ですが、いきなり最高レベルのモノに挑戦してしまうのです。
その困難の対象、たとえばこの場合は楽器自体から弾き方を学ぶのですね。これは地球の学習、いや教育とはかなり違った方法です。
で、今回私が選択したのが、この次男バッハの名曲たち。いや、もちろんゆっくりな楽章から練習しますよ。
特にニ長調の冒頭、Adagio ma non tanto は美しいですね。特に私はチェンバロではなくフォルテピアノでの伴奏が好きなのです。
ガンバとフォルテピアノという、ある意味時代を画する楽器どうしですが、不思議とその柔らかな絹のような両者の響きが溶け合うのですね。
そうそう、絹と言えば、私がこのたびガンバに挑戦するのは、ガンバ用のシルク絃を開発する(してもらう)ためです。
今年中になんとか完成させたい。さらに妙なる響きが立ち現れることでしょう。どうぞお楽しみに。その頃にはこの曲も弾けるようになっているでしょうか。
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