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2022.05.13

ジャンボ鶴田さん23回忌

Th_img_9094 日は山梨が誇る最強プロレスラージャンボ鶴田さんの命日。

 偶然、塩山向嶽寺に用事がありましたので、ついでと言ってはなんですが、牧丘の慶徳寺さんに立ち寄り、本当に久しぶりにお墓参りをすることができました。

 「人生はチャレンジだ!!」

 この言葉にどれだけ励まされてきたことでしょう。迷ったらやめていた自分が、「迷ったらやる」自分に変わったのは、鶴田さんのおかげです。

 そして、今の充実した人生があります。本当に感謝しかありません。

 23回忌の命日にちなんで、鶴田最強説を裏付ける名勝負を紹介します。

 ジャンボ鶴田が新日本プロレスのリングに上った試合。谷津嘉章と組んで、木戸修・木村健悟組と対戦した1990年2.10東京ドームの映像です。

 う〜む、一人だけ次元が違いますね。受けに受けまくり、相手の良さをすべて引き出しての完勝。全く息が上っていないし、最後の余裕の笑顔は、殺伐としがちな対抗戦、それも新日本のリングへのある種のアンチテーゼです。

 鶴田は鶴田。いつもどこでも明るく、楽しく、激しい鶴田。あらためて「最強」を確認できる試合ですね。

 

 

 さて、この日の興行について、谷津嘉章さんが最近語ったのがこの動画。

 糖尿病で片足を切断し、義足になりながらレスラーを続けている谷津さんの、朴訥とした語りが味わい深いですね。義足も「おりゃ」もそうですが、マイナスをプラスに転じて「人生を楽しむ」姿勢には、プロレスという「神事」の世界ならではの物語的魅力を感じますね。

 もちろん、馬場さんと坂口さんの「困った時は助け合う」という関係性にも感動です。まさに「荒魂」の裏側にある広大なる「和魂」ですね。

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