Japanese Breakfast 『Jubilee』
今日はバッハのカンタータの練習をしてきました。お隣のバロック・ヴァイオリン界の重鎮の先生に直接ご指導いただけるのは幸せです。
一つ指摘されたのが、「ビート感が8分音符になってしまっている」とということ。
これってよく分かります。自分でも。コンプレックスなんですよ。ロックとかやってきたからというような言い訳は通用しません。ポピュラー音楽でも大きな単位で拍を感じなければなりません。
ビートボックスのような、あるいは幼稚園児のようなリズム感では音楽は紡げません。そう考えると、やっぱり楽譜って弊害も多いし、演奏者だけでなく指揮者にもそういう弊害を持っている人もいますよね。
で、行き帰りの車中で聴いたのが、このジャパニーズ・ブレックファスト。
「日本の朝食」ですが、御本人ミシェル・ザウナーはフィラデルフィア出身の韓国系アメリカ人。彼女のソロ・プロジェクト名がなぜか「Japanese Breakfast」なのでした。
グラミー賞2部門ノミネート。今年のフジロック・フェスティバルにも出演することが決まりました。今大注目、最先端の音楽ですね。娘たちにフジロック行こうよ!と誘われました(笑)。
彼女の音楽は、音楽の作りからして「大きな波」ですね。私、こういう系好きなんですよ。意外でしょ(笑)。比較的数少ないコードを循環させる、それも浮遊感あるコードをですね。
そこにメロディーが乗るわけですが、ある意味即興的にも聞こえるのが良い。はっきりした印象を残さないこともまた一つの表現ですね。
もう1曲、これもいいですよ。Better The Mask。
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