ゼレンスキー大統領の国会演説をキエフ市民はどう聴いたか
先日のウクライナ、ゼレンスキー大統領の国会演説について、記事でも紹介したボグダンさんはどのように感じられたか。
いや、ウクライナ人科学者である彼のおじいさんがどのように感じ、そして日本人に対してどのようなメッセージを送りたいのか。
それが非常によくわかる動画ですね。
細かく私が論評すべきものでもありませんので、ただただ皆さんにも視聴していただきたいと思い、ここに紹介しておきます。
「オレンジ革命」の時のウクライナ大使である天江さんにも連絡をしたいところですが、聞くところによると大変忙しくなっているそうで(それは当然でね)、落ち着いてからということになりそうです。
はたしていつ落ち着くのか。このまま人類は第三次世界大戦に突入するのか。いや、もう朝鮮戦争開戦から第三次世界大戦は始まっており、すでに70年近くつづいているわけですが、このように目に見える形で共産主義の反撃が始まるのか、非常に微妙な局面であります。
そう、共産主義の世界革命計画は、それこそ100年にわたって秘密裏に、しかし着々と計画通りに進行しており、このたびのウクライナの件も、プーチンの突然の乱心でもなんでもありません。
ソ連の崩壊とベルリンの壁崩壊により、表面的には西側陣営が勝利し、共産主義は虫の息のように見えていましたが、そこで勝利に酔い油断してしまうことも含めて、アメリカを中心とする資本主義グループは、まんまと彼らの作戦にひっかかっていたのです。
この動画でも述べられていますとおり、共産主義国家の得意とするのは諜報戦です。プーチンはまさにその専門家であったわけです。
彼らの最終兵器は「暴力」です。その最終兵器を出すためのお膳立てを整えるのに70年かかったとも言えるわけで、中共も含めてそういった大きな世界史的な視点に立たねば、この戦争の本質は分かりません。
マスコミはじめとするメディアに扇動されているのは西側陣営です。ある意味見事な長期的作戦が成功しつつあることに、もっと私たちは慄く必要があるでしょう。
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