【討論】大災害がやって来る!その時日本は?!
これは良い討論。錚々たる方々の貴重なご意見をうかがうことができました。
「防災」「土木」には志が必要です。なぜなら、その仕事が時空を軽々と超え、また多くの命に関わることだからです。「今だけ、カネだけ、自分だけ」とは対極にある世界です。
本来、教育もそうなんですよね。土木も教育も少なくとも百年の視野を持っていなければなりません。「十年樹木、百年樹人」という言葉があるとおりです。
しかし、今や「土木」や「教育」はダサい仕事、キツいだけの仕事となってしまいました。というか、そういう「教育」が悪いのですよ。学校教育こそ「今だけ、カネだけ、自分だけ」を助長している。
もちろん、土木や国土建設は唯物論では処理できません。思いや志、未来への希望、生命への愛情、自然への畏敬がないと成り立ちません。ですから、本来なら大変尊い仕事なのです。
この討論でもいくつかの例が語られていましたが、古代天皇はじめ歴史上の人物の治水や治山の物語は枚挙にいとまがありません。つまり、そうした事業(仕事)が、その人物の歴史的評価そのものになるということです。
日本は自然の恵みと自然の脅威の双方が豊かな国です。世界的にも稀有な存在と言えましょう。そんな中で培われた日本人の国土建設、土木事業哲学こそ、国内の防災のみならず、これからの地球建設、あるいは地球平和に有用なものになるかもしれません。
かつてほどではないにせよ、今でも日本の各種インフラ整備技術が、世界の経済、防災に貢献していますね。そこにもっと誇りを持っていいと思います。
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