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2022.03.09

苫米地英人 「認知戦」を理解してより良い世界を構築せよ!

 

 小路彰は70年前に、第三次世界大戦はピンポイント攻撃戦、情報戦、深層心理戦、そして生物兵器戦になるであろうと予測しました。

 ちなみに第三次世界大戦は朝鮮戦争からすでに始まり終結していません。その後の米ソ冷戦やアメリカとイスラムの戦争、そして現今のロシアとウクライナの戦争もその一部に過ぎません。

 この動画で苫米地博士が述べている民主主義を利用した「認知戦」は、仲小路の言う深層心理戦に含まれます。仲小路がいかに天才であったか、よく分かるでしょう。

 70年前、あの文書群を読んでも、だれも理解できなかったかもしれません。実際、21世紀になって、ようやく一部実感として理解できるようになりました。

 また仲小路は、第三次世界大戦の本質を「共産主義革命」との戦いだと看破しています。共産主義に伴う権威主義、そして唯物論に発する非人道主義こそが敵であると。

 あるお弟子さんによりますと、仲小路は「私の思想は500年経てば理解される」と言ったそうです。まだまだ未来の話ですね。しかし、その新しい思想、あるいは古くて新しい日本の使命が顕在化するのは21世紀であると考えていたようですから、私たちの責任は大きいですね。

 深層心理戦(認知戦)によって、世界中の民衆がプーチン一人を糾弾することで、はたして事態は収束するのか。いや、しないでしょう。だからこその日本の出番でもあります。

 国内の深層心理戦でコントロールされた世論からはずいぶん批判もありましたが、安倍元総理の「プーチンを安心させなければならない」という言葉には、ある種の心理的真理が含まれているのでした。

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