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2022.02.01

追悼 石原慎太郎さん

 

 原慎太郎さんが亡くなられたとのこと。

 7年前のこの番組での発言のとおり世界は動いていますね。アメリカ、ヨーロッパ、支那。

 物言いには多少の過激さもありましたが、いわゆる保守、愛国者としては当然の内容の発言でした。

 彼らがこういう物言いになるのは、たとえば東京都知事がある時期美濃部亮吉であったことからも分かるとおり、都会を中心に圧倒的に「左翼」の力が強かったからです。

 それに対抗するのに、たとえば三島由紀夫やこの石原慎太郎のような「文士」は、ペンに剣をまとわさねばならなかったのです。

 実は石原慎太郎さんにも、仲小路彰の影響があります。石原さんは「キャンティ族」の一人でしたから。息子さんの石原良純さんが何かの番組で言っていましたっけ。母親にたまにキャンティに連れて行ってもらったが、父親がいるのではないかと心配だったと。

 当然、仲小路彰の「未来学原論」も石原さんの手元に渡っていたでしょうね。仲小路邸で見つかった関係者名簿には、しっかり「石原慎太郎」の名前・住所・電話番号が載っていましたし。月報などの出版物が送られていたのでしょう。

 今こそ、石原さんのような「本当のことをはっきり言う」政治家が必要だと思われます。いったい誰がそれを継ぐのか。なかなかそういう若手は見つかりませんね。つまり、しっかり勉強していないのです、彼らは。

 だからこそ、仲小路彰の重要な文献をなんとか世に出したいと日々頑張っているところです。石原さんにも、あちらから応援していただきたく思います。ご冥福をお祈りしつつお願い申し上げます。

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