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2022.02.14

『聖バレンタインの虐殺 / マシンガン・シティ』 ロジャー・コーマン監督作品

 

 レンタインデー。今日はそれにちなんで血なまぐさい映画を一つ。

 もともとバレンタインデー自体が、聖バレンタインが処刑された日です。すでに血なまぐさい。

 そして1929年2月14日、その日をあえて選んでか、シカゴのギャング、アル・カポネは事件を派手な起こしました。敵対するギャングのボス、モランを狙い、ヒットマンたちを警察官に扮装させ、ニセのパトカーまで用意しての暗殺事件。

 トンプソンサブマシンガンを乱射した結果、一般人3人を含む7人が蜂の巣に。モランは現場への到着が遅れ命拾いしました。

 この事件をリアルに描いたのが、このロジャー・コーマン監督の1967年の作品となります。

 ロジャー・コーマンは低予算のB級映画監督として今でも人気ですが、この作品は比較的しっかり作られているように感じますね。

 あの頃のアメリカの風景、ファッション、車などを堪能するにはもってこいの映画ではないでしょうか。まあそれにしても血なまぐさい時代でしたな。

 ちなみに、あのマリリン・モンロー主演の「お熱いのがお好き」は、トニー・カーティスとジャック・レモン演じる男二人が、この事件を偶然目撃したところからストーリーが始まっていました。

 

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