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2022.02.03

和田アキ子 『古い日記』(安井かずみ作詞・馬飼野康二作曲)

 

 井かずみさんの作詞の代表作がこれ。和田アキ子さんの1974年のシングル「古い日記」です。安井さん35歳くらいの作品ですね。作曲は馬飼野康二さん。馬飼野さんはまだ25、6。すごいですね〜。

 そして和田アキ子さん、この頃まだ23、4歳。すごいですね〜。考えてみると、「笑って許して」が20歳、「あの鐘を鳴らすのはあなた」が22歳くらいでしょ。考えられませんね。

 それにしても、この「古い日記」、ホントかっこいいですよね。ジャパニーズ・ソウル。和製R&B。それこそアメリカ文化を呑み込んで、見事に日本の魂になっていますよね。

 アレンジもかっこいい。

 そうそう、そういえば面白い動画がありました。これ1980年とかかなあ。夜のヒットスタジオ。名物のオープニングのメドレーというか、次の人の代表作を歌うリレーですね。

 もう最初の都はるみさんの「危険なふたり」が危険すぎて面白い。こんなはるみさんも珍しいですね(笑)。ちなみにこの「危険なふたり」も安井かずみさんの代表作です。

 ジュリーはそつなく「アメリカン・フィーリング」を歌い、サーカスがド演歌「夢よもういちど」を披露、そして真木ひでとさんが歌うのは「真夜中のドア」! 今や世界中で大リバイバルヒットしている、松原みきさんの「真夜中のドア」を、真木ひでとさんがねえ…。

 松原みきさんは「オレンジの雨」、続いて野口五郎さんが「古い日記」を歌います。本家に気圧されているのか五郎さんパワーがない(笑)。

 ということで、トリは御本家、和田アキ子さんの「古い日記」。これはもう貫禄としか言いようがない。

 それにしても、ダン池田とニューブリードがまたいい演奏を聴かせてくれますね。日常にぜいたくな音楽体験があった時代でした。

 

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