Queen 『Live At Wembley Stadium』
先日、NHKで放送されたこのクイーンのウェンブリー公演。クイーンのライヴの中でも、やはり格別の内容ですね。
昨日の話の続きで言えば、クイーンはやはり「構造」から入っています。ブリティッシュ・ロックはクラシックの系列ですから。
そして、それを超えてしまったのがクイーンということでもありますね。
バッハと同様、時代を超えて生き続ける、すなわち「対機説法」してくれる存在なのです。
このライヴを久しぶりに観て聴いて、ふと思ったことがあります。クイーンの4人が見事に調和していることです。フレディ、ブライアン、ロジャーという個性輝く3人を受け止めていたのは、最年少であり、最も地味であったジョン・ディーコンです。
これはある意味残酷な話で、ジョンのその後の人生を見るとちょっと切なくもなります。フレディの本当の弟子、信者だったのかもしれません。
私としては、50年後くらいに、ジョン・ディーコンの人生を映画化してもらいたいと思っています。
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