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2021.12.29

『常岡一郎 一日一言 運命をひらく言葉』 常岡一郎 (致知出版社)

Th_415ehyywsxl_sx298_bo1204203200_ 日は2年ぶりに心の師匠のお宅に伺いました。コロナですっかりご無沙汰していましたが、師はますますお元気で明るく自然体でいらっしゃり安心。

 夜中までお酒を飲みながらいろいろお話をしました。いやあ、勉強になったなあ。私もこの2年でずいぶん生活に変化がありましたが、今日感じたのは、実は師匠の影響が非常に大きかったのだなということ。無意識のうちに真似をしていたのかもしれません。

 心の師匠のそのまた師匠が、この常岡一郎です。思想家として政治家として活動家として、そして宗教者として昭和の時代に大きな足跡を残した人物。

 常岡氏は山梨にも縁がありまして、そう、あの「ほったらかし温泉」は氏が購入してあった山林を息子さんが開発してできた温泉。すっかり人気の温泉になりましたね。今はお孫さんが社長をされております。

 さてそんな師の師の名言集がこの本。 一日一言。366の名言は短く簡明ですが、心に深く刻まれるものばかり。

 この本の冒頭、1月の初めは「天」「親」「親指」の話が続きます。そう、常岡一郎の思想の基盤にあるのは天理教の教えですが、そこに彼ならではの人生哲学、修養法が加わって、いわゆる「中心」思想が生まれたと言えましょう。

 今日の心の師匠のお話に、「神様には多少わがままを言ったり、甘えたりした方が良い。神様は私たちの親なのだから」とありました。なるほど、と思いました。お小遣いをせびってもいいらしい(笑)。たしかに親心を考えればそうだすね。子どもや孫たちが喜んでいるのを見るのが、神様の楽しみなのです。

 常岡一郎はあまり世に知られていないけれども、多くの政治家や経済人、宗教者に静かな影響を与えていました。やはり、天理らしい「陽気暮らし」の感性が、彼の魅力を醸していたのでしょう。この本を読むと、とにかく気持ちが明るくなります。

Amazon 常岡一郎一日一言

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