Lacaille と karabiner-Elements で親指シフト
さて、昨日Mac miniを紹介しましたが、新しいMacを導入した際、最初にやらねばならないのが、自分専用の種々の設定です。
その中でも最も重要なのが、キーボード入力の設定です。
私は35年来の親指シフターであります。親指シフト入力をご存知ない方はこちらの記事をどうぞ。
「気持ちよく日本語が書ける」伝説の入力方式 親指シフトを激しくオススメされてきた
そうそう、今年とうとう富士通純正の親指シフトキーボードが販売終了になっちゃったんですよね。
それでも、私たちはそれほど困ることはありません。
私も実際、普通のAppleのMagic Keyboard(JIS)を使って親指シフト入力をしています。
つまり、専用のソフトを使って自分好みの配列に変更するわけです。
私の設定はこういう形です。
・左親指は「英数」、右親指は「スペース」
・「かな」をリターンに、右コマンドを「かな」に変更
長年やってきて、たどり着いた自分好みの設定がこれでして、今もこの記事をこの配列で打っています。
まず基本的な親指シフトへの対応と親指の設定はLacailleというソフトを使います。本当に素晴らしいソフトです。
さらに「かな」と「右コマンド」の変更はkarabiner-Elementsというソフトを用いて行います。
それぞれBig Surでもちゃんと動きますので、本当に助かっています。
一つ注意しなければならないのは、純正Apple Magic Keyboard(JIS)を使う際、karabiner-Elementsの設定のVirtual keyboardタブで、Country codeを日本の「45」にしないと、USキーボードとして認識されてしまい不具合が生じる点でしょうか。これに気づくのにちょっと時間がかかりました。
いずれにせよ、親指シフトですと、本当にピアノを弾くかのように(実際和音を弾くように二つのキーを同時に打鍵する)快適に文字入力することができます。
私もかなりのベテランですので、だいたい1分に120字以上、気合い入れれば(競技モードに入れば)150字打つことができます。
今私の仕事はある歴史的な手書きテキストを文字データ化することなので、この入力方法は非常に有効です。本当に親指シフトで良かった!と思う今日この頃です。この日のために親指シフト修行をしてきたのかなとさえ思うのでした。
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